まずはこの1冊から
初心者から、中級者の復習として
一通りHTMLとCSSを学んだ人、そろそろ脱・初心者を目指す人にはこの1冊です。
作りながら学んでいくというスタイルではありませんが、基本的なものが網羅された、解説書としてはとても優秀です。
CSSのコーディングは、スマホ用を作って、それを土台にPC用コードを追加する方がコーディングとしては良いこと、変更に強い書き方など、『学生が書くソースコード』ではなく、『プロが書くソースコード』にポイントを置いているのがよいです。
もちろん、レスポンシブ対応、フレックスボックスを使ったレイアウトなど、最新の技術に対応しています。(HTML5, CSS3)。
全体的に図・画像・フォトを使って解説しているので、解説書ですが全体的にやわらかいです。
さっきの『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』と合わせた2冊で、HTML&CSSの書籍は十分です。
この2冊の内容をモノにすれば、脱・初心者です。中級者以上の、最新技術をおさえるための書としてもよいです。
番外編 - コーディング
どうしても、ちょっとしたことでインターネットで調べるのが苦手だという人のための1冊です。
辞典としての価値は一級品です。『HTML5, CSS3で何が追加されたんだろう?』といった最新情報の確認でも使えます。
『ネットで調べればいいじゃん』という人が多いような気がして番外にしました。
15年くらい前からあるので、いろんな意味ですごい本です。ぼくもキーボードのそばに置いていました。
(はるか彼方を見つめ、思い出に浸る...)
(現実に戻り、)もちろん中身は進化しています。
番外編 - デザイン
『作ってみたけれど、なんか違う。ダサい。』という人のためのレシピ集です。
どちらかというと、色とか配置とかHTML, CSSとは関係ない美術・デザインの勉強のほうが大事だと思ったので番外にしました。
HTML&CSSでは、中級者以上は書籍で学ぶことはありません。『脱・初心者 = 脱・本で学ぶ』です。
じゃあ、それ以上はどこで学ぶのか? と言われれば、『インターネット上の公式ドキュメント』です。もしくは、それに準ずる『信頼できるサイト』。
この2冊(番外を除く)を身につければ、ほかの本で学ぶことはほぼないです。他の本でも内容はすでに分かっている情報になるので。
というか、これ以上のレベルは『生業の人』なので、本の執筆者以上の知識が求められます。
(本の執筆者はバリバリのエンジニアでないことが多い。)
大丈夫です。この2冊で、『そのレベル』の一歩手前まで行けますから。
エラそうに言っている僕自身、すべてのHTML, CSSを分かっていません。バリバリのコーダー(HTML, CSSを書く人)に比べればクソミソの知識量です。
それでも、いまや本で学ぶことはありません。HTML, CSSのしくみ、何ができるかだいたい想像できるので、
『〇〇がしたい』
『ネットで調べる』
『実装』
をくり返します。
そして、忘れる。(ここがバリバリじゃないところ。)
プログラミングをしていると、HTML, CSSを書くことがありますが、片手間で作業します。
HTML, CSSはプログラミングではなく『決まったフォーマットでファイルを作る』なので、そこまで重要視しません。
ということは、そこまで難しくはないはずです。型を覚えてしまえば、あとはどうにでもなるもの。
これが、本がいらなくなる理由です。力を抜いて気軽にいきましょう。力むとかんたんなことまで難しく感じてしまいますよ。
HTML??? CSS???? の人や、自分はまだまだ初心者だと思う人にはこの1冊です。小さなサイトを作りながら、HTMLとCSSの基本的なことを学んでいきます。
PCだけでなく、スマホやタブレットに対応するレスポンシブデザインを学ぶことができ、最新のHTML&CSSに対応しています(HTML5, CSS3)。
HTML&CSSの抑えるべき基本的なことは学べるでしょう。最後にインターネットへ公開するための基本的な知識、ツールの使い方まで解説しています。
全体的に図・画像・フォトを使って解説しているので、かた苦しい・こむずかしいことはありません。自分のペースで進められるのもよいです。