Amazonで本を買おうと見てると『オンデマンド』という言葉が出てきます。なんとくなく分かっていたけど、あとで恥をかくのも嫌なので調べました。1分で終わります。
想像してたのとそう大してちがいはなかったので安心。あと『ペーパーバック』ってなんだ?ってところも。
書籍をAmazonで買おうとするとき、ふつうはこんな感じですよね?
Kindle版は電子書籍です。そして単行本は本屋にあるものと同じ。
でも最近は、こういうものも出てきています。
オンデマンド?
(おいおい、セクシー系? いや、それはSOD(ソフト・オンデマンド)か。)
ペーパーバック?
(チリ紙交換? いま業者いる?)
なんだそれ?
???だらけですが、マジメなことをいうとオンデマンドは、要求があって初めてサービスを提供することです。
インターネットのサービスはほとんどオンデマンドです。だから、映像配信サービスなんかでは『オンデマンド』『デマンド』という言葉をよく使います。
テレビや従来のソフトのレンタル業では、サービスの提供者がユーザの要求なしに発信していました。
テレビは見てなくても勝手に時間を決められて番組を配信している。
レンタルサービスは、客が借りる前からソフトを大量に用意する。
それと逆になるので、『今までとちがう新しいかたち』を言いたくて、この言葉をよく使っています。
(使われ方がダサい気がする。昔から同じビジネスモデルあったし。)
で、話を戻して、アマゾンの書籍でオンデマンドって???と一瞬思いましたが、意味はそのまま。
注文があってから印刷して製本する。
売るほうからすると在庫が出ないのでムダのない方法です。
そしてもう一つの『ペーパーバック』。これもそのまま。
最近のアマゾンの書籍では、Kindle版を中心に販売していて、紙媒体はないか、ついでのものも多いです。
そういう書籍で、紙媒体を発売するときに使われるのが、『オンデマンド(ペーパーバック)』。
ペーパーバック = 紙媒体に戻る
でも注意が必要で、オンデマンド(ペーパーバック)の製本は、書店にあるものと同じクオリティーだと思っているとがっかりします。
コンビニで売られている、廉価版の漫画とかありますよね?『ゴルゴ30』『戦国自衛隊』『はじめの一歩』とか、昔の少年漫画を中心に並んでいるところ。
いかにも再生紙で作りましたっていうショボいやつ。あの感じです。
Kindle版では、見開きページとか複数ページを使うものは読みづらい書籍があります。
単行本みたいに、何年も本棚に置いとくことはないけど、Kindle版では読みづらいから製本がいい。
といった場合などで使います。
ぜんぶがぜんぶ、廉価の紙というわけではありません。ふつうの雑誌くらいのクオリティのものもあります。
(値段とか、作者の意図とか、いろいろな事情で変わるんじゃないかと...)
やっぱりショボかったりしても、『オンデマンドだからしょうがないよね。』ぐらいの心の準備が必要です。
学校の製本みたいに、端に穴をあけてヒモを通すだけ、みたいなものもあるかもしれません。
しかも、穴の開いた紙とヒモが別々に送られてきて。ヒモを通すのも自分で。そのかわり100円。とか。
それぐらいのことをされても、文句を言うのはやめましょう。
(だれか面白がってやるかも)