中世 - 平安末期

平安末期は、日本で初めて武士が政治のトップに上り詰めた時代で、平清盛が初めて成し遂げました。 その後いろいろあって、源頼朝が鎌倉幕府を開いていくことになります。 しかしこの時代は、天皇・上皇中心の時代です。藤原氏に握られていた政治権力を取り戻そうと四苦八苦していました。 結局あーだこーだやってるうちに武士に取られましたが。

第82代 後鳥羽天皇 部下の部下から島流しの刑を食らった天才

後鳥羽天皇の肖像画

文武両方に優れた才能を発揮した後鳥羽天皇(ごとば)。

しかし、鎌倉幕府の有力御家人に承久の乱で敗れ、島流しの刑を食らうという、歴代天皇の中でも例のない、前代未聞の屈辱を味わいます。

この後も院政はつづきますが、形式的で積極的に政治を取り仕切る意味での院政は、後鳥羽上皇が最後です。

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第73代 堀河天皇 院政の陰で自分の才能を磨く

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怪物政治家の白河天皇の息子・堀河天皇(ほりかわ)は、政治的にはほとんど表舞台には立たず、学問と芸術にエネルギーを注いだ天皇です。

政治の実績もなく早くに亡くなり、また前後の天皇が強烈な個性をもっていたので存在感のない天皇になってしまいました。

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第72代 白河天皇 院政の創始者

白河天皇肖像画

白河天皇(しらかわ)は『ミスター院政』です。天皇を退いてから力を発揮し、60年近く君臨した化け物です。

息子、孫、ひ孫を天皇に即位させ、その後見人になって政治の実権を握りました。これが院政の本格的なはじまりです。

また、武士が政治勢力になるきっかけになったという意味で、歴史的に大きなことをしました。

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第71代 後三条天皇 摂関政治を壊した先駆者

後三条天皇肖像画

後三条天皇(ごさんじょう)は、ミスター院政白河法皇の父親で、藤原氏の横暴な政治を止めさせようとした人です。

実績の割に知られていない人で、もっと知ってほしい天皇のひとりです。

後三条天皇の朝廷改革がなければ摂関政治が衰えず、院政もなく、武士の世もなかったかもしれません。

時代の大変革の土台を作った偉大な人です。

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平治の乱 メインキャストは平清盛ではない

画平治の乱

平治の乱(へいじのらん)は、平清盛が源頼朝を伊豆へ追い出し、義経を寺に入れ、源兄弟の父・義朝が殺されるところが有名です。

しかし、これはメインではありません。戦いのメインは後白河上皇二条天皇の対立で、内部の複雑な権力闘争です。

どさくさに紛れて力を発揮したのが平清盛で、いちばん得をしました。

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保元の乱 武士が政治の世界に進出する

画保元の乱

保元の乱(ほうげんのらん)は、鳥羽上皇崇徳上皇の親子ゲンカからはじまり、それが後白河天皇 vs 崇徳上皇の兄弟ゲンカになって大爆発します。

この戦は、皇族・貴族・武士、政治にかかわるすべての勢力が参加しました。ここまで日本を二分した例はほかにありません。

そしてじっさいに戦ったのは、それぞれに味方した武士でした。彼らの活躍が政治勢力として飛躍するきっかけをつくります。

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