10分で提出書類を作成したあと、近所のコンビニへ行き、プリントアウトして封筒と切手を2枚ずつ買い、家に戻って封筒を準備して郵便ポストに投函する。
その間20分。どんなにかかっても1時間もないでしょう。
たったこれだけで開業届はおわりです。あとは返信用封筒が送られてくるのを待つだけ。
いま手続きがこんなに簡単になっています。
個人事業をはじめるときの開業届は、税務署に出すのでめんどうに思うかもしれませんが、いまとても簡単にできるようになっています。
はやければ30分でおわります。
これから説明しますが大したことありません。作業自体大したことないので当たり前ですが。
サービスを提供しているfreeeのアカウント作成が必要ですが、GoogleアカウントFacebookアカウントでもログインできるので大丈夫です。
提出書類の作成はWeb上でサクッと
まずは提出書類を作成します。個人事業の開業ではけっこうな数の提出書類が必要です。
個人事業の開業・移転・廃業等届出書
所属税の青色申告承認申請書
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
青色専従者給与に関する届出書
こんなに用意するのか? と思うと面倒ですよね?
開業freeeはこれを必要入力を行うだけで一気に作成してくれるサービスです。しかも無料で。
税務署の場所とか調べなくてもいいです。地図検索で近所の税務署も自動入力されます。
ほんとうに簡単な入力をするだけです。これを使って必要書類をつくりましょう。
(開業freeeの説明では5分でできると言っている。)
ぼくは従業員がいないので、必要書類は、
個人事業の開業・移転・廃業等届出書
所属税の青色申告承認申請書
だけでした。一応、青色申告の申請書はつくっておいたほうがいいです。
いまの青色申告は月額数百円でできる会計処理のWebサービスがあります。
白色申告にする理由はありません。
最後に、必要書類のダウンロードができるのでダウンロードします。
コンビニでプリントアウトする準備
ダウンロードしたPDFファイルを、コンビニでプリントアウトするサービスに登録します。
無料で使えます。
セブンイレブンなら、
ファミリーマート、ローソン、セイコーマートなら、
似たようなものがいくつもあるのはうっとうしいですが、この2つでほとんどのコンビニは対応できるでしょう。
不安だったらスマホで書類作成するか、パソコンからスマホにファイルを転送して、スマホをもってコンビニへ行きましょう。
近くのコンビニへGo!
コンビニのプリンターで、さきほど登録したファイルをプリントアウトします。書類なので白黒でいいです。
(必要書類は提出用・控えの2部ずつある。)
そして、封筒2部(長形3号)と84円切手2枚を購入しましょう。
もうコンビニに用はありません。家に戻ります。
封筒・切手は税務署に送る用と、税務署から自分に送られてくる返信用に使います。
封筒を準備して郵便ポストへ投函
返信用封筒の表に自分宛の住所氏名を記入。
(裏側は未記入。税務署が記入します。)
税務署に送る封筒にプリントアウトした書類の税務署宛のラベルを切り取って貼りつける。
(裏側に自分の住所氏名の記入を忘れずに。)
2つの封筒に切手を貼る
封筒が用意できたら、必要書類にマイナンバーを手書きで記入し印鑑を押してください。
ダウンロードしたPDFファイルに説明があるので、まちがうことはないです。
記入がおわったら、必要書類と返信用封筒を提出用封筒に入れます。
印鑑は認印です。社会人の常識ではどうかと思いますがシャチハタでもいけます。
必要書類には控えも含みます。
作成された書類は、提出用・控えの2部を封筒に入れてください。
あとは郵便ポストに封筒を投函しておわりです。