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Unity Hubでプロジェクトを開けない。原因はライセンスのMACアドレスにあり!

Unity
イラストダウンロードサイト【イラストAC】
の画像をもとに加工しています。

Unity Hubで作成したプロジェクトを開こうとすると、Editorの初期画面が出るだけで終了。

Unity Hubは『Unityは既にリストに含まれています。』が表示され再起動。

何度やっても負のループ。いや、そこで終わり?何もできないんだけど?

Windows 10 Pro10.0.18363 ビルド 18363
Unity Hub2.3.2
Unity2019.4.1f1
作業環境

Unity Hubをインストールして、

ライセンスを登録して、

Unityをインストールして、

サンプルプロジェクトを作成して、

起動したEditorを一旦閉じる。

そして、Unity Hubからプロジェクトを起動。

 

...しない。

 

なんじゃそら? 使えないじゃねーか!

 

検索すると情報がたくさん出ました。ライセンスの、PCのネットワークアダプタとの紐付けが原因のようです。

(具体的にはMACアドレス。)

そのほかファイアウォールの設定を見直しましょう、VPNがなんちゃらとかありますが、今回は関係ありません。

紐付けは有線LAN(イーサネット)

ライセンスの登録では、有線LAN(イーサネット)のMACアドレスを使います。

これは自分で選ぶことができません。ライセンス登録にはライセンスリクエストファイル(Unity_lic.alf)を使いますが、このファイルのMACアドレスはイーサネットです。

Unity_lic.alfのMACアドレス
<Binding Key="5" Value="xx:xx:xx:xx:xx:xx" />

今のPCは、有線LANのアダプタ(イーサネット)と無線LAN(Wi-Fi)のアダプタがあるのが普通です。

ボクはWi-Fiを使っているので、実際に使っているMACアドレスとライセンスのアドレスが合わずにEditorが起動しませんでした。

C:\Users\***\AppData\Local\Unity\Editor\Editor.log
[LicensingClient] ERROR Failed to connect to local IPC
[Licensing::Module] Failed to connect to channel: LicenseClient-***
・
・
・
[Licensing::Module] License is not active (com.unity.editor.ui). HasEntitlements will fail.
BatchMode: 0, IsHumanControllingUs: 1, StartBugReporterOnCrash: 1, Is64bit: 1, IsPro: 0
No valid Unity Editor license found. Please activate your license.

ライセンスの前段階ですでにまちがってます。

そりゃ、ムリだわ!

ライセンス登録の作業をしている接続ネットワークからライセンスリクエストファイルを作成しない。

(イーサネットアダプタで強制。)

Wi-Fi接続を使っている人は注意。

ややこしいのは、ネット接続で使ってないMACアドレスでもUnity Hubのライセンス認証には成功します。

(上手くいってるように見える。)

ただし、ライセンスの更新はできません。接続情報がまちがってるので。

ライセンスのMACアドレスを変更

取得したライセンスファイルを登録すると、PCにライセンスファイルが作成されます。

C:\ProgramData\Unity\Unity_lic.ulf

ulfファイルのMACアドレスを変えたいところですが、それをしてはいけません。

(できるかどうかは別にして。)

ライセンスファイルは、Unityアカウントの情報と紐付いているので、ただの改ざん、悪いことしているだけ。

ということで、別のライセンスファイルを作成します。

(イーサネットのライセンスファイルは使うかもしれないので削除しない。)

Unity_lic.alfのMACアドレス変更

Unity_lic.alfの中身を変更します。

Unity_lic.alfのMACアドレス変更
<Binding Key="5" Value="xx:xx:xx:xx:xx:xx" />

その他は変更しません。認証に影響するものがありそうなので。

ファイルを無くしてしまったら取り直しましょう。

Unity Hub
Unity Hub

ちなみに、MACアドレスはコマンドプロンプトで確認します。

MACアドレス確認
ipconfig /all

MACアドレス = 物理アドレス

ライセンスの再認証

MACアドレスを変更したら新しいライセンスファイルを取得します。

Unity Hub

ライセンスファイルはUnityのサイトから取得します。キャプチャのサイトのリンクへ行って次の作業をしてください。

Unity_lic.alfのアップロード

Unityのタイプ選択(Free or Pro)

ライセンスファイルをダウンロード

あとは、ライセンスファイルをUnity Hubに登録して終わりです。

Unity Hub
Unity Hub
Unity Hub

いったん、『ライセンスを返却』でライセンスを解除してからやり直してもいいですが、『手動で認証』すると勝手にライセンスが上書きされます。

これなら、ライセンスファイルを使い分けて再認証できるので、PCのネットワークの設定をさわる必要はありません。


Unityを始めようとしていきなりこれにブチ当たりました。正直、モチベーションがダダ下がり。

どうやってテンション上げようか... 最初は大事です。

Unity Hubを有線LANとWi-Fiの両方で使う。(複数のライセンスを用意する)
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