Unityのライセンスは1つのネットワークアダプタでしか有効じゃありません。たとえば、有線LANで作ったライセンスは無線LAN(Wi-Fi)で使えません。
それを解決するにはPC内に複数のライセンスを持って手動で切り替えます。その方法を説明します。
Windows 10 Pro | 10.0.18363 ビルド 18363 |
Unity Hub | 2.3.2 |
Unity | 2019.4.1f1 |
紐付けはネットワークアダプタ
Unityのライセンスは、PCにあるMACアドレス(物理アドレス)を紐付けます。ただPCのではなく、ネットワークアダプタのMACアドレスを使います。
ということは、有線LAN(イーサネット)と無線LAN(Wi-Fi)で同じライセンスが使えません。
それぞれネットワーク・アダプタがちがい、それぞれ独自のMACアドレスをもっているからです。
Wi-Fi用のライセンスを用意する
Unity Hubを使ってライセンス登録すると、有線LAN(イーサネット)のMACアドレスを使います。
どのネットワーク・アダプタを使うのか選べません。
ボクはWi-Fi接続を使っているのですが、それでライセンスを登録すると作成したプロジェクトが開けませんでした。
(Editorの初期画面が出るだけ。)
くわしくはこちらに書きました。
(新たにライセンスファイルを作成する方法もあります。)
これで、イーサネット用とWi-Fi用の2つのライセンスをもつことになりますが、ネットワーク接続の状況によって手動認証で切替えることができます。その方法はライセンスファイルをUnity Hubに登録し直すだけ。
家ではイーサネット。
外ではWi-Fi。
という使い方もできる。
『ライセンスを更新』で更新した場合は、そのファイルのバックアップを取っておいてください。以降の切り替え時に使います。
Windows10のライセンスファイル |
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C:\ProgramData\Unity\Unity.ulf |