Windows 10から11へアップグレードはできないことは分かってて、すでにあきらめてたんですが、Microsoftが一旦引き上げたPC正常性チェックアプリを再公開したので使ってみることにしました。
結果を言うと、アウト~。
年末のガキ使がなくなってしまったというのにこの仕打ち。
Windows 11にアップグレードできるかどうかのチェックツールがMicrosoftから公開され、非難轟々だったので一旦公開停止になっていたものが再公開されました。
Windows 11の公式サイトからダウンロードできます。
その結果はこちら。
結果はスクロールしないと見れないですが、このように表示されました。
✕ | プロセッサは現在、Windows 11 でサポートされていません。 サポートされている CPU の詳細 プロセッサ: intel Core i7-6700 CPU @ 3.40GHz |
◯ | この PC はセキュア ブートをサポートしています。 |
◯ | この PC では TPM 2.0 が有効になっています。 TPM TPM 2.0 |
◯ | 少なくとも 4 GB のシステム メモリ (RAM) があります。 システム メモリ 16 GB |
◯ | システム ディスクが 64 GB 以上です。 システム保存スペース 1000 GB |
◯ | プロセッサに 2 つ以上のコアがあります。 プロセッサ コア 4 |
◯ | プロセッサ クロック速度は 1 GHz 以上です。 クロック速度: 3.4 GHz |
システムの最小要件を満たしてもアウトはアウト。
◯のところはシステムの最小要件をすべて満たしています。よくWindows 11のアップグレード要件でシステム最小要件だけを羅列して情報発信していることがありますが、それだけ見てもダメ。
ボクの結果を見ても分かるとおり、CPUが対象外だと要件を満たしてもアウトだから。
リンク先の『サポートされている CPU の詳細』を見れば、Windows 11で使えるCPUが参照できます。
メーカーのサイトでも情報が公開されているのでそこでも確認しましょう。
ボクの場合、事前情報からすでにあきらめてたんですが、極小の可能性にかけてみたけどやっぱりダメだった。
セキュアブートやTPM2.0に対応してもダメなものはダメ!
Windows 11へのアップグレードで、セキュアブートやTPM2.0が有効になっていることがとても重要という情報が散見します。
たしかにそうなんですが、設定で有効にしたところでCPUが古ければ意味がありません。ボクなんてその一例。
セキュアブートやTPM2.0はそこまで新しい機能ではなく、5年くらい前(2016年)のPCでも対応しているものはいくらでもあります。
むしろ大事なのはCPUが対象に入っているか?
3年前(2018年)以降に発売されたPCであるかが重要。
(4年前(2017年)の一部のPCも含む)。
新しいCPUなので、当然、システムの最小要件は満たしている。
これに限る。
システム要件を満たせば、自己責任でアップグレードできるという話もあるが...
要件を満たしててCPUが古い場合は、自己責任でアップグレードできる情報もありますが、なんか怪しい。
動作のパフォーマンスが激下がりとか、Windows Update が配信されないという情報もある。
それって意味ないじゃん。ダメじゃん。
これで誰がアップグレードするんだ? 検証のためにチャレンジする人しかしないでしょ?
自分の場合、CPUの取っ替えも視野に入れようかとも思う。
HDD, SSDやメモリの換装は頻繁にやってきたけどCPUはまだない。これを経験のチャンスと捉えようか。
でも、1世代前のCPUの価格が4万円近くでそれなりのコスト。
(Intel Core i7を使ってるのでそこまで安くない。)
PC自体は5年目に入ったところなので、マザーボードやその他の交換の効かない部品が壊れるリスクは大きくなってる。
それを考えるとCPU換装も思案ものだ。
今ところ、Windows 10のまま2025年のサポート終了まで使うのがベストだと思ってる。
それくらいまでにはPC買い替えもするだろうという算段。