KUSANAGIが使える低価格クラウド・VPS・レンタルサーバ。3社までしぼる。

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超高速仮想マシン KUSANAGI
by 写真AC一部筆者加工

KUSANAGIの使えるサーバーのサービスはたくさんありますが、料金をみると法人向けが多いと感じます。

個人向け、中小企業向けは意外に少なく、3つにしぼられます。

目的に合ったものを選べるように、参考にしていただければ幸いです。

KUSANAGIを使うサーバーの条件

そろそろ条件のいいサーバー(レンタル・VPS・クラウド)に引っ越そうと思い、KUSANAGIが使える27のサービスを調べました。

まずは、ぼくのセレクトの条件をご紹介しますが、『おまえの条件なんか知らねえ!さっさと教えろ!』という方は

セレクトの条件を見てみたい方、参考になれば幸いです。

セレクト条件

  • KUSANAGIが使える。
  • ストレージはSSD標準搭載。
  • マシンスペックの上げ下げが可能。
  • KUSANAGI推奨メモリ4Gの基本料金が月額4,000円以内。(オプションは別)
  • root権限付与。ssh接続可。
  • バックアップサービスあり。
  • 仮想イメージ保存あり。
  • 個人・中小企業でも使いやすいのお手ごろの金額。

『なんでこんな条件をつけたのか?』の理由です。

KUSANAGIKUSANAGIを使って2年。もうこれ以外に戻る気はない。
SSD標準記憶装置はHDDよりもSSDのほうがはやい。
容量が少ないのが弱点だが、不足することはまれ。
スペックの
上げ下げ
サイトに合わせてスペックがすぐに変更できるのは必須。
アクセスが急激に上下するとき便利。
余分なスペックを下げてコストの削減もできる。
推奨メモリで
4,000円以内
個人・中小でこれ以上はきつい。
オプション料金も含めると月額1万以内、6,000~8,000円くらいになることを想定。
root権限
ssh接続
かんたんな保守・メンテを自分でするため。
(個人的にはがっつり自分でしたい)
バックアップサービス
仮想イメージ保存
なにか起きたときの保険。
復旧がはやい。
月額1,000~2,000円を想定。

KUSANAGIとは?

KUSANAGIは、WordPressが超高速に動くWebサイト環境の仮想マシンです。

仮想マシンといいますが、Webサイトをつくるためのアプリケーションをまとめたものと思っていいです。

まずはそのKUSANAGIが使えること。これがメインです。

KUSANAGIはなにか特別なものではなく、WordPressを構成するアプリケーションのチューニングを最大化したものです。

熟練のエンジニアがするような、ハイスペックのアプリ設定が、最初からできています。

だれでもかんたんに熟練の技の恩恵を受けられるんですね?

またKUSANAGI専用のWordPressプラグインが入っています。

キャッシュや画像サイズの最適化など、サイトのパフォーマンスを上げる基本はできてます。

これらのプラグインを自分で探して入れなくてもいいのでGoodです。

KUSANAGIはかんたんにhttps化もできます。無料です。

というかKUSANAGIは、WordPressの有料プラグインを使わないかぎり、すべて無料です。

ストレージはSSD標準搭載

SSDはHDDとくらべてファイルの読み書きが速いので必須です。

ここ数年で、サーバーのストレージSSD標準があたりまえになりました。最低ラインです。

容量に対してHDDよりコスト高ですが、大量の動画を集めたサイトなどでないかぎり十分に足ります。

足りなければ、オプションで増設すればいいでしょう。増設分はハードディスクにするのもありです。

スケールアップ・スケールダウン

これもいまやあたりまえの基本機能です。

アクセス数に波があるとき、マシンスペック(CPU・メモリ・ストレージ)の上げ下げができないと、アクセス数が多いときに合わせた高い月額料金を払いつづけることになります。

スペックが足りないときボタンひとつで対応できるのもいいですね?

KUSANAGI推奨環境が4,000円以内

KUSANAGIの推奨メモリは4Gです。

2019年6月26日のいま、KUSNAGIが使えるサーバーのメモリ4Gの基本料金の最安値が3,500~3,900円くらいです。

4,000円台はまぁガマンできるとして、5,000円越えはキツイかなと。

27のサービスをざっと見たかぎり、低くて6,000円、1万越えはあたりまえです。

(AWSとかは為替相場で変わってくるので除外。)

見るからに、ある程度の規模の法人向けで即却下したので、正確な数字は忘れちゃいました。

基本料金の基準は推奨メモリにしました。

それを下回るスペックは500円からはじめられるものもあります。

でも、メモリが1G以下とか、KUSANAGIが安定して動くようには思えないので、基準にしませんでした。

(KUSANAGI運用歴2年の経験から実証済み。)

root権限付与・ssh接続可

サーバーでなにか起きたとき、すぐに対応するため自分で作業できる環境が必要です。

かんたんな保守・メンテナンス作業くらいできたらいいですし。

いまのKUSANAGIは、初期設定作業をサーバー上でするのが普通なので、root権限あり、ssh接続できることが多いです。

バックアップサービス・仮想イメージ保存

なにか起きたときのための保険です。

バックアップサービスは必須です。

仮想イメージ保存は、バックアップと似ていますが

バックアップは、システム全体のファイルのコピー。

仮想イメージ保存は、システム全体をひとつのファイルに圧縮したものをコピー。

仮想イメージはバックアップにも使えますが、どちらかといえば同じシステムを複数立ち上げるときに使われます。

システム全体が1ファイルになっているのでコピーがかんたんなんですね?

仮想イメージ保存があるならバックアップはいらないという選択肢もあります。

バックアップや仮想イメージ保存は無料の場合がありますが、運用ではサイズが足りないことが多いです。

追加オプションで月額料金を払うことになります。

(だいたい700~1,200円くらい)

これらの条件から3つのサービスにしぼりました。

KUSANAGIまわりは全部おまかせ

技術的なことはおまかせしたい人向け

初期費用無料。

ストレージはSSD標準搭載。

ライトユーザー向けに『これはいいな』と思ったのでご紹介します。

サーバーについてくわしいことはよく分からない、けど使いたいときは

がおすすめです。

KUSANAGI、WordPressのインストールが不要です。いきなりWordPressの管理画面のログイン画面からはじめられます。

『どうも最初のインストールやら設定が苦手で...』という方にピッタリです。

いまのところ、ここまでKUSANAGI・WordPressの初期設定を用意してくれるサービスはありません。

料金体系とサーバーのスペックです。

(初期費用はすべて無料)

グレード1グレード2グレード3グレード4グレード5グレード6グレード7
月額料金
(税込)
432円972円2,160円4,320円9,720円30,240円51,840円
CPU
(仮想)
1コア1.5コア2コア4コア8コア16コア32コア
SSD容量20GB40GB60GB100GB200GB300GB500GB
保証メモリー1GB1GB1GB2GB4GB8GB16GB
最大メモリー2GB2GB2GB4GB8GB16GB32GB

(2019年8月17日現在)

KUSANAGI推奨メモリはグレード4

サイトの規模に合わせてグレードの上げ下げができます。

まずはグレード1からはじめて

サイトの応答がおそい。

サイトのエラー表示が多い。

などが起きたらグレードを上げていきましょう。

基本的な設定は、サーバーの管理画面やWordPressの管理画面でできます。

困ったときは電話・メールのサポートもあります。

グレード1~3まではKUSANAGIの推奨メモリに足りません。

サイトを安定させるにはグレード4まで上げる必要があります。

グレード1~3は

それなりに使えたらOK

そのときが来たら上げればいいや

ぐらいで大目に見ましょう。

KUSANAGIについておまかせしているので料金は高めです。

でも、同じくらいかそれ以上の料金で、KUSANAGIのインストール作業が必要なサービスもたくさんあります。

FTP接続はサポートしていますがSSH接続はできません。

サーバー上の作業は、ファイルのアップロード・ダウンロードぐらいです。

root権限もありません。

サーバーについては、かなりおまかせしているのでしょうがないですね?

すべてのサービスにいえますが、KUSANAGIでメモリ8G以上のスペックは、ほとんどの人は使いきれません。

月間PV30万以上とか化け物サイトくらいです。複数サイトの運営でも合計がそれくらいまで成長しないと使いきれません。

4Gもあれば十分です。

ぼくの2年間の運用実績では、2Gで月間7万PVくらいまではいけます。

サーバーを自由に使えて格安

サーバーを自由に使いたい。

コストを安く抑えたい人向け。

初期費用無料。

最低利用期間なし。

ストレージはSSD標準搭載。

root権限あり。ssh接続可。

料金がお手ごろ。

root権限ありでサーバーを自由に使える。

初期設定がかんたんにできる。

この条件でいちばんのサービスが

です。KUSANAGIが使えるサービスでは一番のおすすめです。

料金体系とスペックです。

(すべて初期費用無料。最低利用期間なし。)

料金720円/月
(1.0円/時)
1,750円/月
(2.5円/時)
3,420円/月
(4.8円/時)
6,670円/月
(9.3円/時)
10,408円/月
(14.4円/時)
20,296円/時
(28.2円/時)
39,584円/時
(55.0円/時)
メモリ1G2G4G8G16G32G64G
SSD50G50G50G50G50G50G50G
CPU2コア3コア4コア6コア8コア12コア24コア

(2019年8月18日現在)

KUSANAGI推奨は月額3,420円

スペックも他社と比べて申し分ありません。サイトのスケールアップ・スケールダウンもできます。

Conoha VPSには最小メモリ(512M)もありますが、スケールアップ・ダウンは対象外です。

KUSANAGIを使うならメモリ1Gからのスタートです。

まずはメモリ1Gからはじめて、サイトに合わせてスケールを上下しましょう。

root権限があるので、Mackerelなどのシステム監視ソフトウェアをインストールすることもできます。

システム負荷をチェックしながらグレードの上げ下げができます。

ひとつ大きな特長を忘れてました。ConoHa VPSは

KUSANAGIの初期設定が画面操作でできます。

マウス操作でKUSANAGI・WordPressのサイトが立ち上がります。

KUSANAGI manager

これは『日本初』です。

KUSANAGIの初期設定は、サーバーにログインしてコマンド操作(CUI)で行ないます。

(CUIは、黒い画面でよく分からないアルファベットを入力する作業です。)

エンジニアでない人にとっては意味不明、やりたくない作業でしょう。

KUSANAGIの初期設定からWordPressのインストールまで、だれでもできる画面操作でできるのは魅力的。

ただ、最大の弱点は

基本ストレージが小さい

(最大でも50GB)

動画配信サイトや画像をダウンロードするような、ストレージをたくさん使うサイトには向きません。

追加オプションでストレージを追加すれば対応できます。

Conoha VPS for KUSANAGIの一番分かりやすい公式ページを見つけました。そちらもどうぞ。

期待を込めてもうひとつ

ConoHa VPSと比べてもそん色ないものに

があります。

料金体系とスペックです。

料金685円/月
(初期費用 1,080円)
(年間一括 7,543円)
972円/月
(初期費用 1,620円)
(年間一括 10,692円)
1,706円/月
(初期費用 2,160円)
(年間一括 18,770円)
3,888円/月
(初期費用 4,320円)
(年間一括 42,768円)
7,776円/月
(初期費用 8,640円)
(年間一括 85,536円)
15,552円/月
(初期費用 17,280円)
(年間一括 171,072円)
30,240円/月
(初期費用 34,560円)
(年間一括 332,640円)
メモリ5121G2G4G8G16G32G
SSD/HDD
※1
SSD 20GSSD 30G
HDD 100G
SSD 50G
HDD 200G
SSD 100G
HDD 400G
SSD 200G
HDD 800G
SSD 400G
HDD 1,600G
SSD 800G
HDD 3,200G
CPU
(仮想)
1コア2コア3コア4コア6コア8コア10コア

※1 SSDとHDDがある場合はどちらかを選択

(2019年8月18日現在)

ConoHa VPSとくらべて、初期費用があるのと少し月額料金が高いです。でもストレージは多いです。

ただ最大の欠点があって

スケールアップはできるがスケールダウンができない

そして、スケールアップにも条件があります。

このあたりを自由にもっと分かりやすくしてほしいです。

料金が高いように見えるのはConoHa VPSと比べるからです。

ほかのサービスよりは十分に安いです。

同じさくらインターネットが提供する

さくらのクラウド

というサービスもあります。

サーバー(CPU・メモリ)とストレージの料金が分かれているので、選択肢が広いです。

いままで紹介したものよりも一番細かく選べます。

スケールアップ・ダウンもできるのでカスタマイズに優れています。

1コアCPU

メモリ4GB

SSD40GB

バックアップオプション付き

で5,000円くらいなので結構いいです。

ただ、CPUのコア数を増やしたり、ストレージを100GBに増やすと数千円単位で料金が一気にあがります。

そのあたりがもっと下がるといいんだけどな、という感じです。

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