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KUSANAGIが使える低価格クラウド・VPS・レンタルサーバ。4社までしぼる。

超高速仮想マシン KUSANAGI

KUSANAGIの使えるサーバーのサービスはたくさんありますが、料金をみると法人向けが多いと感じます。

個人向け、中小企業向けにコストが安いものは意外に少なく、4つにしぼられます。

目的に合ったものを選べるように、参考にしていただければ幸いです。

KUSANAGIを使うサーバーの条件

そろそろ条件のいいサーバー(レンタル・VPS・クラウド)に引っ越そうと思い、KUSANAGIが使える39のサービスを調べました。

まずは、ぼくのセレクトの条件をご紹介しますが、『おまえの条件なんか知らねえ!さっさと教えろ!』という方は

セレクトの条件を見てみたい方、参考になれば幸いです。

セレクト条件

  • KUSANAGIが使える。
  • ストレージはSSD標準搭載。
  • マシンスペックの上げ下げが可能。
  • KUSANAGI推奨メモリ4Gの基本料金が月額4,000円以内。(オプションは別)(個人・中小企業でも使いやすいお手頃の金額)
  • root権限付与。ssh接続可。
  • バックアップサービスあり。
  • 仮想イメージ保存あり。

条件をつけた理由です。

KUSANAGIKUSANAGIを使って3年。Webサイトまわりでこれ
以上の環境が用意されているものがない。
SSD標準記憶装置はHDDよりもSSDのほうが速い。
容量が少ないのが弱点だが不足することはまれ。
近年は価格が下がり大容量化が進んでいる。
スペックの
上げ下げ
サイトに合わせてスペックがすぐに変更できるの
は必須。
アクセスが急激に上下するとき便利。
余分なスペックを下げてコストの削減もできる。
推奨メモリで
4,000円以内
個人・中小でこれ以上はきつい。
オプション料金も含めると月額1万以内、6,000~
8,000円くらいになることを想定。
root権限
ssh接続
かんたんな保守・メンテを自分でするため。
(個人的にはがっつり自分でしたい。)

あたかも自分のPCかのようにコントロールできる
メリットは大きい。
バックアップサービス
仮想イメージ保存
なにか起きたときの保険。
復旧が早い。
月額1,000~2,000円を想定。

サーバー料金に含まれるとさらに良い。

KUSANAGIとは?

KUSANAGIは、WordPressが超高速に動くWebサイト環境の仮想マシンです。

仮想マシンといっていますが、Webサイトのサーバー側のアプリケーションをまとめたもので、特別なことをしているわけでもなく、WordPressを構成するアプリケーションのチューニングを最大化しています。

熟練のエンジニアがするような、ハイスペックのアプリ設定が最初からできているので、だれでもかんたんに熟練の技の恩恵を受けられるんですね?

またKUSANAGI専用のWordPressプラグインが入っているので、キャッシュや画像サイズの最適化など、サイトのパフォーマンスを上げる基本はできてます。

これらのプラグインを自分で探して入れなくてもいいのがGood。

KUSANAGIはかんたんにhttps化もできます。無料です。

というかKUSANAGIは、WordPressの有料プラグインを使わないかぎり、すべて無料。

KUSANAGIには有料ライセンスがありますが、ほとんどの人はいりません。

(ふつう、日本の高速道路を走るのにF1マシンはいらないのと一緒。)

ストレージはSSD標準搭載

SSDはHDDとくらべてファイルの読み書きが速いので必須です。

ここ数年、サーバーのストレージSSD標準があたりまえになりました。最低ラインです。

容量に対してHDDよりコスト高ですが、大量の動画を集めたサイトなどでないかぎり十分で、足りなければオプションで増設すればいいでしょう。

増設分はハードディスクにするのもありです。

スケールアップ・スケールダウン

これも、いまやあたりまえの基本機能です。

アクセス数に波があるとき、マシンスペック(CPU・メモリ・ストレージ)の上げ下げができないと、アクセス数が多いところに合わせた高い月額料金を払いつづけることになります。

スペックが足りないときボタンひとつで対応できるのもいいですね?

KUSANAGI推奨環境が4,000円以内

KUSANAGIの推奨メモリは4Gです。

2020年10月11日のいま、KUSNAGIが使えるサーバーのメモリ4Gの基本料金の最安値が3,200~3,900円くらい。

4,000円台はまぁガマンできるとして、5,000円越えはキツイかなと。

39のサービスをざっと見たかぎり、低くて6,000円、1万越えはあたりまえです。

(AWSとかは為替相場で変わってくるので除外。)

見るからに、ある程度の規模の法人向けで即却下したので、正確な数字は忘れちゃいました。

基本料金の基準は推奨メモリにしました。それを下回るスペックは500円からはじめられるものもあります。

でもメモリが1G以下とか、KUSANAGIが安定して動くようには思えないので、基準にしませんでした。

(KUSANAGI運用歴3年の経験から実証済み。)

root権限付与・ssh接続可

サーバーでなにか起きたとき、すぐに対応するため自分で作業できる環境が必要です。

かんたんな保守・メンテナンス作業くらいできたらいいですし。

いまのKUSANAGIは初期設定作業をサーバー上でするのが普通なので、root権限あり・ssh接続できることが多いです。

一応、確認だけはしておきましょうということで。

バックアップサービス・仮想イメージ保存

なにか起きたときのための保険で、バックアップサービスは必須です。仮想イメージ保存はバックアップと似ていますが、ちょっと違います。

バックアップシステム全体のファイルのコピー
仮想イメージ
保存
システム全体をひとつのファイルに圧縮したものをコピー

仮想イメージはバックアップに使えますが、どちらかといえば同じシステムを複数立ち上げるときに使います。

システム全体が1ファイルになっているのでコピーがかんたんなんですね?

仮想イメージ保存があるならバックアップはいらないという選択肢もあります。

バックアップや仮想イメージ保存は無料の場合がありますが、運用ではサイズが足りないことが多いです。

追加オプションで月額料金を払うことになります。

(だいたい700~1,200円くらい。)

これらの条件から4つのサービスにしぼりました。

コスパ最強でライトユーザーには一番のおすすめ。エックスサーバー。

2021年10月から、コスパ最強で有名なレンタルサーバーを提供しているエックサーバーがKUSANAGIを採用しました。

エックスサーバーはいくつかのサービスを提供していますが、その中で3つKUSANAGIを使ってます。まずは、それらのサービス共通の特長からいきましょう。

無制限が多いエックスサーバー。

ドメイン数、サブドメイン数、FTP接続のアカウント数、メールアカウント数、月のデータ通信量制限。

これらに制限があるサービスが多い中で、エックスサーバーは無制限です。

このメリットは大きい。

ドメイン、サブドメインに制限がないということは、サーバースペックが許す限りいくつものサイトを1契約で作れるし、データ通信量の制限がないので余計な料金も発生しません。

さすがにデータベースのサイズは制限があるので限度というものがありますが。

データ通信量に制限のあるサービスは多く、超えると別途料金が発生するものもあります。

中には、料金は発生しないけどサイトが繋がらないものも。

まぁ、通信量は多く設定されているので、ほとんどの人にとっては無制限みたいなものですが。

(ボクの使ってるサービスでは、計算上、月160万PV(アクセス)くらいまで料金が発生しない。)

だいたい、月1万PV発生するサイトの通信量は月20GBです。

これを元に計算してみてください。

ただこの数値も、バックアップを別サーバーへ転送する、SSH接続でリモート作業をするなど、けっこうハードな使い方をしての数値。

余裕のある数値です。

弱点はひとつ。自分のマシンのように扱えない。

エックスサーバーのKUSANAGIを採用しているサービスはどれも、レンタルサーバーです。レンタルサーバーは、ひとつのPCを複数のユーザーで共有しているようなものなのでサーバーの設定などはできません。

具体的には、SSH接続でのリモートコントロールがユーザーディレクトリに限定されたり、まったくできないことも多いです。

自由に使えるのは与えられたディレクトリ(フォルダ)内だけ。基本的にはFTP(SFTP)接続でのファイル転送のみになります。

エックスサーバーは自ユーザー限定のSSH設定ができますがroot権限(OSの管理者権限)はありません。

保守・メンテを自力でできることはほぼない。

これが唯一の弱点ですね? レンタルサーバーはroot権限がないので、サーバー負荷が高まったときはプラン変更しかありません。

(それ以上できることはない。)

また、必要なソフトウェアを自由にインストールすることができません。

OSも含めて自分で保守メンテしたいという人はこちらを使うといいです。

『そんな難しいことしないしできない。』という人には、今のところ最強のサービスです。

サーバースペックは参考値

レンタルサーバーはシェアハウスのようなものなので、自分がCPUやメモリーを100%使えるわけではありません。

シェアハウスで変な人がいて、毎日リビングでパーティばっかりされたら、他の人は共用部分が使えなくなるのと同じように、他人の使い方に影響されることもあります。

今回紹介しているサービスの中でも、ハイスペック・低コストの理由はここ。

でも、そんなに心配することはありません。そういうリスクが少なからずあるというだけで、絶対にこうなるというものではないから。

そりゃ、迷惑な人は管理人に追い出されます。

ライトユーザーに一番におすすめするのは、低コストで共用ではあるがハイスペックなサーバーを使えて、難しいことは制限がかけられてできないのは最初の入口としてはむしろありがたいから。

じっさい運用してみてそれで十分ということも多いでしょう。

レンタルサーバーは、作業範囲が制限されているので変なことが起きにくい。

しかし、サーバーの知識が増えて自分でしたいことが出てきても、できないことが多い。

ハイスペックなのに低価格の理由はここにもある。

『自由が欲しけりゃ金出しな?』ってこと。シェアハウスよりワンルームマンションが高いのと一緒。

一番コストが安い。Xserverレンタルサーバー

まずは、コストが安くベーシックなサービスです。名前も会社名と同じXserverレンタルサーバー(略してエックスサーバー)。料金体系はこうなっています。

スタンダード
(旧X10)
プレミアム
(旧X20)
ビジネス
(旧X30)
月額料金
(税込)
1,320円2,640円5,280円
CPU / メモリ128コア / 1TB128コア / 1TB128コア / 1TB
CPU
(リソース保証)
1コア1.5コア2コア
メモリ
(リソース保証)
8GB12GB16GB
ディスク容量
(SSD)
300GB400GB500GB
2021年11月19日時点

エックスサーバーはCPU / メモリを自由に使えないと言いましたが、他ユーザーに影響されないリソースを保証しているみたい。

WordPressを含め各種CMS、フレームワークの簡単インストール機能もあるし、一番安いスタンダードでもメモリ8GBなのでKUSANAGIを動かすには十分です。

月額1000円弱でKUSANAGI推奨環境を満たすものは他者にはない。

(しつこいようだが参考値ではある。)

エックスサーバーの料金は、契約・更新の使用期間が長ければ長いほど安く設定されています。

リンク先に表示されている料金(990円~)は、一番安くなる36ヶ月契約の料金。

ボクが載せた表は、最短の3ヶ月契約のときの月額料金です。

また、それに加え初期費用が別途3,300円かかります。半年以上使うんであれば他社と比べて初期費用はペイできるんですが、それ以下の場合は他社のほうがいい場合もあります。

(たとえばこちらとか。)

まぁ、数ヶ月でやめるってよっぽど何かあったか許せないほどの不満を感じてるときなので稀なケースですが。

残念なところ。

マルチドメイン(複数サイトが作れる)やSSL, バックアップなど、基本的なオプションは標準でついているのでいいんですが、プラン変更が即時に行われません。

サイトのアクセス数が限界で変えるのに、1~20日の間に申請を出し翌月に反映されます。

与えられるリソースに余裕があるので、頻繁に変更はしないだろうというところだと思いますが。

(エックスサーバーは、共用部分のCPU・メモリの容量が他社に比べて大きい。(上に安い。))

CPUのコア数が少ないのは使ってみないと分からない。

もうひとつ気になるところは、メモリと比べてCPUのコア数が少ないところ。

新しいCPU(第3世代「AMD EPYC™」(Milan))を搭載していますが、数値を見てもなんとも言えません。

CPUとメモリは単独で性能を見ても意味がないから。

Webサーバーやデータベースなど、サイトを動かすアプリが、どの程度CPUを使いメモリを使うのかはバランスによって決まります。

CPUのコア数が数値上少ないからダメだとは断定できません。

(もちろん数値が高いからといって良いとはかぎらない。)

サイトの説明を見ても、元々使っていた人からすれば従来比からグッとパフォーマンスが上がってるので実感できるでしょうが、これから使う人にとっては使ってみて体感するしか満足度は分かりません。

この辺が気になる人は、10日間の無料試用期間もあるので試してみてはいかがでしょうか?

WordPressに特化したクラウド型レンタルサーバー。

エックスサーバーにはWordPress専用のサービスもあります。wpX Speedです。

これは、ベーシックサービスの『エックスサーバー』で培ったWordPressの運用実績を使ってWordPress専用にサーバーをチューニングしたものです。

専用チューニングされてるので処理能力も高い。WordPressを使うと決めてるのなら、wpX Speedは良いです。

W1W2W3W4W5W6W7
1時間あたりの
料金
(税込)
2.2円/時 4.4円/時 8.8円/時 17.6円/時 46.2円/時 77円/時 123円/時
月額料金
(税込)
(上限)
1,320円2,640円5,280円11,000円33,000円55,000円88,000円
CPU
(仮想)
2コア3コア4コア5コア7コア10コア12コア
メモリ2GB4GB8GB12GB24GB38GB56GB
ディスク容量
(SSD)
200GB300GB400GB500GB700GB1TB1TB
転送量目安13.5TB /月 18.0TB /月 22.5TB /月30.0TB /月37.5TB /月45.0TB /月60.0TB /月
サイトアクセス数
目安
(筆者計算)
675万PV/月900万PV/月1,125万PV/月1,500万PV/月1,875万PV/月2,250万PV/月3000万PV/月
2021年11月19日時点

wpX Speedは、使った分だけ料金が加算され初期費用はかかりません。1時間あたりの費用で上限が決まっているのも安心です。

転送量には制限がありますが、ボクの経験からの計算上は相当のアクセスに耐えられる設定です。

(月1万PVにかかる転送量を20GBとして計算。)

これをフルで使う人は稀でしょう。最初から気にする必要はないです。ほとんどの人はそこまで行かないですから。

日本国内には180万のサイトがあると言われ、月3万PVでやっと上位10%の規模になるかどうかです。

ちまたに出ている『月〇〇万PV達成』などの情報は、トップYouTuberの中のトップの数値みたいなもので、サーバー選びに参考にするものではありません。

限られた人以外はそこまで使い切れないから。

(裏がある可能性もある。1万PVのサイトを30個立ち上げたら30万PVになるとか。)

また、複数サイトがある場合は合計が転送量に収まらないといけない。

クラウド型レンタルサーバーって何?

このサービスはクラウド型レンタルサーバーです。

なんだ? って思うでしょうが、ここでは共用部分の CPU / メモリ が各ユーザーに割り当てられてることを言います。

シェアハウスだけど、『風呂・トイレ、キッチンが各部屋にあるから、けっこうプライバシーは守られるよ?』みたいな感じ。

クラウド型になると何が良くなる?

Wpx Speedの特長はこれだけではありません。オートスケール機能がついています。

この機能は、契約しているスペックに限界が近づくと上のプランに自動的に変更します。

(落ち着ついたら元に戻すことができる。手動だし即時ではないが。)

もちろん、上がった分だけ料金は上がりますが、料金体系が1時間ごとなのでビックリするほどではありません。

管理画面の設定で、どこまで上げるのか、どの条件だったら上げるのか調整できますし。

(機能を ON / OFF することもできる。)

ベーシックサービスの『エックスサーバー』と比較してどうなの?

エックスサーバーとwpX Speed の同じ料金設定での比較をしてみます。

スタンダード
(旧X10)
プレミアム
(旧X20)
ビジネス
(旧X30)
月額料金
(税込)
1,320円2,640円5,280円
CPU
(リソース保証)
1コア1.5コア2コア
メモリ
(リソース保証)
8GB12GB16GB
ディスク容量
(SSD)
300GB400GB500GB
エックスサーバーの料金とスペック(2021年11月19日時点)
W1W2W3
月額料金
(税込)
(上限)
1,320円2,640円5,280円
CPU
(仮想)
2コア3コア4コア
メモリ2GB4GB8GB
ディスク容量
(SSD)
200GB300GB400GB
転送量目安13.5TB /月 18.0TB /月 22.5TB /月
サイトアクセス数
目安
(筆者計算)
675万PV/月900万PV/月1,125万PV/月
wpX Speed の料金とスペック (2021年11月19日時点)

エックスサーバーはCPUコア数が少なくメモリが大きくて、wpX Speedは逆にCPUコア数が大きくメモリが小さいです。またディスク容量はwpX Speedが少ない。

エックスサーバーはメモリが突出していますが、wpX SpeedはCPU・メモリを割り当てているので数値の信頼性が高い。実能力はなんとも言えませんが。

何度の言いますが、ほとんどの人はこのスペックを使いきれません。KUSANAGI推奨のメモリ4GBでさえ月10万PVをさばけるだけの能力があります。

個人的には、CPU・メモリの使い方をWordPressに最適化したwpX Speedが体感できる能力は高いと思います。

w1で契約しオートスケールでw2を設定おけば十分でしょう。

w2の月2,640円はべらぼうに安いです。他では3,000円台でも大万歳で、7,000円以上もざらなのに比べれば。

実はコスパ最強? wpX シン・レンタルサーバー

エックスサーバーには、ベーシックサービス『エックスサーバー』をより先進的に位置づけたwpX シン・レンタルサーバー(以降、wpXシン と書く。)というサービスがあるんですが、このサービスのコスパが良い。

エックスサーバーと比較してみます。

(最低契約期間3ヶ月の料金での比較)

ベーシックスタンダードプレミアムビジネス
月額料金
(税込)
990円1,980円3,960円7,920円
CPU仮想6コア仮想8コア仮想10コア仮想12コア
メモリ8GB12GB16GB20GB
ディスク容量
(SSD)
300400GB500GB600GB
wpX シン・レンタルサーバーの料金とスペック (2021年11月19日時点)
スタンダード
(旧X10)
プレミアム
(旧X20)
ビジネス
(旧X30)
月額料金
(税込)
1,320円2,640円5,280円
CPU
(リソース保証)
1コア1.5コア2コア
メモリ
(リソース保証)
8GB12GB16GB
ディスク容量
(SSD)
300GB400GB500GB
エックスサーバーの料金とスペック (2021年11月19日時点)

プラン名同士を見たら分からないwpXシンのお得感

エックスサーバーとwpXシンのプランやスペック構成はよく似ています。プラン名もほぼ同じなので同名同士で比較しがちですが、それをするとwpXシンのお得感が見えません。

wpXシンには最小プランにベーシックが用意され、そのスペックはエックスサーバーのスタンダードと一緒。その上のプランもずれて同じになります。

エックスサーバーwpXシン
スタンダードベーシック
プレミアムスタンダード
ビジネスプレミアム
ビジネス
エックスサーバーとwpXシンの同スペックで見るプラン名

これで比較するとwpXシンのほうが月額料金が安いです。しかもwpXシンは初期費用が0円。

(エックスサーバーは初期費用3,300円がかかる。)

wpXシンのCPUには『仮想』がついてますが、おそらくDockerなどの仮想化技術を使ってると思われます。

wpXシンはCPU・メモリはユーザーに厳密に割り当ててると言ってるので。

(くわしい説明はない。使ってる用語からのボクの予想。)

これって、wpXシンのほうが一番のコスパなんじゃないだろうか?

で結局、エックスサーバーとwpXシンは何がちがう?

エックスサーバーとwpXシンは基本的には同じです。管理画面も同じものを使ってると言ってるし。

ちがいは方向性。

wpXシンは、最新技術や性能改善などの修正、機能追加をいち早く実装してユーザーに使ってもらおうとチャレンジします。

エックスサーバーはそれで培ったノウハウを慎重に検証して実装していくアクセス耐性を重視した安定志向です。

そいういえば、エックスサーバー社のサービスでいち早くKUSANAGIを採用したのもwpXシンでした。そこからも2つの方向性がよく分かります。

一番のおすすめはwpXシン

初期費用が0円で月額料金も安く高スペックで、サイトの高速化もいち早く導入されているwpXシンが一番いいでしょう。

ブログサイトやコーポレートサイトなどはある程度の安定性で許容できるし。

ECサイトやビジネスツールなどの、より安定性を求めるなら、root権限(OSの管理者権限)がないのは心もとないので、他者のサービスを選びます。

個人的には、wpX Speedのオートスケール機能を使わないなら、WordPressを使うにしてもwpXシンを使うかな?

よりよい安定性はエックスサーバーに任せて、最低限の管理で運用していくという考えもありです。

決してエックスサーバーを否定するものではありません。wpX Speedもしかり。

KUSANAGIまわりは全部おまかせ。カゴヤのWordPress専用サーバー。

技術的なことはおまかせしたい。

初期費用無料。

ストレージはSSD標準搭載

ライトユーザー向けでエックスサーバーの次に『これはいいな』と思ったのでご紹介します。

サーバーについてくわしいことはよく分からない、けど使いたいときは『カゴヤのWordPress専用サーバー』がおすすめ。

KUSANAGI、WordPressのインストール作業はいりません。いきなりWordPressの管理画面のログイン画面からはじめられます。

『どうも最初のインストールやら設定が苦手で...』という方にピッタリです。

いまのところ、ここまでKUSANAGI・WordPressの初期設定を用意してくれるサービスはありません。

料金体系とサーバーのスペックです。

(初期費用はすべて無料)

グレード1グレード2グレード3グレード4グレード5グレード6グレード7
月額料金
(税込)
440円990円2,200円4,400円9,900円30,800円52,800円
CPU
(仮想)
1コア1.5コア2コア4コア8コア16コア32コア
SSD容量20GB40GB60GB100GB200GB300GB500GB
保証メモリー1GB1GB1GB2GB4GB8GB16GB
最大メモリー2GB2GB2GB4GB8GB16GB32GB
2021年11月19日時点

KUSANAGI推奨メモリはグレード4

サイトの規模に合わせてグレードの上げ下げができます。まずはグレード1からはじめて、

サイトの応答がおそい。

サイトのエラー表示が多い。

など起きたらグレードを上げていきましょう。

基本的な設定はサーバーの管理画面やWordPressの管理画面でできます。困ったときの電話・メールのサポートもあります。

グレード1~3まではKUSANAGIの推奨メモリに足りません。サイトを安定させるにはグレード4まで上げる必要があります。

グレード1~3は、『それなりに使えたらOK』『その時が来たら上げればいいや』ぐらいで大目に見ましょう。

KUSANAGIについておまかせしているので料金は高めです。

でも、同じくらいかそれ以上の料金で、KUSANAGIのインストール作業が必要なサービスもたくさんあります。

FTP接続はサポートしていますがSSH接続はできません。root権限もありません。

サーバー上の作業は、ファイルのアップロード・ダウンロードぐらいです。サーバーについては、かなりおまかせしているのでしょうがないですね?

すべてのサービスに言えますが、メモリ8G以上のKUSANAGIをほとんどの人は使いきれません。

月間PV30万以上とか化け物サイトくらいです。複数サイトの運営でも合計がそれくらいまで成長しないと使いきれません。

4Gもあれば十分です。

ぼくの運用実績では、2Gで月間7万PVくらいまではいけます。(参考値)

サーバーを自由に使えて格安。ConoHa VPS。

サーバーを自由に使いたい。

コストを安く抑えたい。

初期費用無料。最低利用期間なし。

ストレージはSSD標準搭載。

root権限あり。ssh接続可。

料金がお手ごろ。

root権限ありでサーバーを自由に使える。

初期設定がかんたんにできる。

この条件でいちばんのサービスが、ConoHa VPSです。

VPSはVirtual Private Server(仮想専用サーバー)のことで、1台のマシン上に複数のマシンを仮想的に立ち上げる技術。

各ユーザーに仮想マシンを割り当て、ユーザーはあたかも1台の専用PCを与えられたかのようになる。

クラウドの技術も基本的には同じ。

いま、KUSANAGIが使えるサービスでは一番のおすすめ。

料金体系とスペックです。

(すべて初期費用無料。)

料金968円/月
(1.7円/時)
1,848円/月
(3.3円/時)
3,608円/月
(6.6円/時)
7,348円/月
(13.2円/時)
14,300円/月
(24.2円/時)
28,600円/時
(48.4円/時)
53,900円/時
(96.8円/時)
メモリ1G2G4G8G16G32G64G
SSD100G100G 100G 100G 100G100G100G
CPU2コア3コア4コア6コア8コア12コア24コア
最低利用期間なし。東京リージョン(2021年11月19日時点)

KUSANAGI推奨は月額3,608円

さらに、3ヶ月以上の長期利用であれば料金がさらに下がります。

メモリ4GBで月3,000円台半ば。KUSANAGI搭載ではぶっちぎりの最安値。

(KUSANAGIじゃなくても使いたい。)

スペックも他社と比べて申し分ありません。サイトのスケールアップ・スケールダウンもできます。

Conoha VPSには最小メモリ(512M)もありますが、スケールアップ・ダウンは対象外です。

KUSANAGIを使うならメモリ1Gからのスタートです。

まずはメモリ1Gからはじめて、サイトに合わせてスケールを上下しましょう。

root権限があるので、Mackerelなどのシステム監視ソフトウェアをインストールすることも可能。

システム負荷をチェックしながらグレードの上げ下げができます。

ひとつ大きな特長を忘れてました。ConoHa VPSは、KUSANAGIの初期設定を画面操作だけでできます。

サーバー追加

かんたんKUSANAGIを選ぶ

(テンプレート選択)

KUSANAGI managerへアクセス

(サーバー管理画面から)

メールアドレス・ドメインを入力してボタン押下。

設定完了!

たったこれだけの操作でKUSANAGI・WordPressのサイトが立ち上がります。

このしくみは今や当たりまえですが、ConoHa VPSが『日本初』です。

KUSANAGIの初期設定は、サーバーにログインしてコマンド操作(CUI)で行ないます。

(CUIは、黒い画面でよく分からないアルファベットを入力する作業。)

エンジニアでない人にとっては意味不明、やりたくない作業でしょう。

KUSANAGIの初期設定からWordPressのインストールまで、画面操作でだれでもできるのは魅力的。

以前は、基本ストレージが50GBで少なかったのが弱点でした。が、今は100GBに増量しています。

(それでも料金はほぼ変わらない。むしろ長期割引で下がってる。)

Conoha VPS for KUSANAGIの一番分かりやすい公式ページを見つけました。そちらもどうぞ。

期待を込めてもうひとつ。最新KUSANAGIが使える、さくらのVPS。

KUSANAGIの初期設定が自分でできるなら良。

石狩リュージョンを使えばコストパフォーマンスは最強。

SSDの容量が多い。

ConoHa VPSと比べてそん色ないものに『さくらのVPS』があります。

料金体系とスペックです。

(初期費用無料)

料金
(税込)
643円/月880円/月1,738円/月3,520円/月7,040円/月13,200円/月26,400円/月
メモリ512M1G2G4G8G16G32G
SSD25G

※ 50Gに変更可
50G

※ 100Gに変更可
100G

※ 200Gに変更可
200G

※ 400Gに変更可
400G

※ 800Gに変更可
800G

※ 1,600Gに変更可
1,600G

※ 3,200Gに変更可
CPU
(仮想)
1コア2コア3コア4コア6コア8コア10コア
2021年11月19日時点

※ ストレージ変更オプション

(価格の一番安い石狩リージョン。リージョンはサーバのある場所。)

ConoHa VPSとスペック・価格帯はほぼ同等で、ちがうのはSSDの容量です。メモリが1G以下の場合はConoHa VPSに軍配が上がりますが、4G以上はConoHa VPSは100Gで変わらないのに対しぐっと容量が増えます。

さらにストレージ変更オプションがあり、1回の支払いで永続使用できます。

プラン
(メモリ)
ストレージ
容量
(SSD)
変更後の
ストレージ
容量
(SSD)
オプション費用
(1回のみ)
(税込)
512M25GB50GB550円
1G50GB100GB1,100円
2G100GB200GB2,200円
4G200GB400GB4,400円
8G400GB800GB8,800円
16G800GB1600GB17,600円
32G1600GB3200GB35,200円

(対象リージョンは石狩・東京・大阪)

スケールアップのとき追加オプションは引き継ぎません。

上げたスケールでまた1回の追加オプションが必要です。

(スケールアップでSSDの基本容量も増えるので、いらないことが多い。)

さくらVPSは、SSDの容量とコストパフォーマンスで勝負しています。画像や動画を大量にストックするようなサイトでは一番のおすすめ。

2週間のお試し期間があるのもいいです。ただ最大の欠点があって、

スケールアップはできるがスケールダウンができない。

そして、スケールアップにも条件があります。

このあたりを自由にもっと分かりやすくしてほしいです。

同じさくらインターネットが提供する

さくらのクラウド

というサービスもあります。

サーバー(CPU・メモリ)とストレージの料金が分かれていて選択肢が広く、いままで紹介したものよりも一番細かく選べます。

スケールアップ・ダウンもできるのでカスタマイズに優れています。

1コアCPU

メモリ4GB

SSD40GB

バックアップオプション付き

で5,000円弱くらい。結構いいです。

ただ、CPUのコア数を増やしたりストレージを100GBに増やすと、料金が数千円単位で一気にあがります。

基本料金も含め、そのあたりがもっと下がるといいんだけどな、という感じです。

『そもそもVPSとクラウドを価格帯で比較することがまちがい』という声は真摯に受け止めますが、VPSとクラウドのちがいを実感している人は技術屋くらいです。

一般ユーザーが感じないものは、いらないとも言えるので、あえて比較しました。

最新のKUSANAGI9が手頃な価格で使えるのはこれだけ。

さくらのVPSは、手頃な価格で唯一、最新のKUSANAGI 9が使えます。

(さくらのクラウドも対応)

OSを丸ごと管理できるサービスではこれが最強なんじゃないだろうか?

ボク自身、予算さえ解決できれば絶対に使うと決めているんですが、KUSANAGI 9 が使えることでさらに意志が強固になりました。

あとちょっと、継続的に耐えられるお金が欲しいー。

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