Windows 11のリリース日が決定しました。2021年10月5日。事前に言われていたよりも1ヶ月ほど早いリリースです。
そこで気になるのが、いつアップデートするか? PCを買うタイミングはどうするか?。
結論を言えば、慌てることはありません。自分のタイミングでいいと思います。
やっぱり厳しいハードウェアの条件はそのままか?
Windows 11のリリースが予想よりも早く来ました。今回のWindowsはハードウェアの要件が厳しく、2018年以降に販売されたPCしか対象に入っていません。
さすがに3年前は厳しすぎるだろ、という声に対象PCを広げましたが、AMD製は変更がなくIntel製は第7世代の一部に広げただけ。
厳しい条件に変わりはありません。
ちなみに、2016年にPCを購入したボクはIntel Coreの第6世代なので対象外。もうすでにあきらめてましたが、やっぱりなという印象です。
PC購入にどう影響するか?
ユーザーの一番気になるところは、PC購入のタイミングでしょう。結論から言うと、新規購入の場合は気にする必要はありません。
2021年10月5日以降は Windows 11 がプリインストールされたものが発売されます。また現在発売中の Windows 10 のPCも Windows 11 へ無料アップデートできるので気にする必要はありません。
個人的には、Windows 10 搭載のPCのほうがおすすめかな?
ボクなら、Windows 11 搭載PCの発売を待って、Windows 10 搭載のPCの価格が落ちるのを待ちます。今すぐ必要ないなら今秋以降が狙い。クリスマス・年末商戦とか。
(半年、1年の型落ち品を狙う。)
今すぐ必要ならすぐ買ってもいいです。1年前に発売されたものは余裕で要件を満たしてますから。ただし、あまりに激安の型落ち品は注意が必要。
中古、型落ち品はハードウェア要件を把握しておくこと
注意すべきは世代の古い中古・型落ち品でしょう。ハードウェアの要件が3年前のPCまでで厳しいので、あまりに価格の安いものは注意が必要です。
ある程度の価格でもハイスペックのPCというだけで世代が古いかもしれません。Windows 11 の要件を満たしているのか、いつもよりも気にする必要があります。
店員さんに聞いてもいいですが、数多くを売りたいがために安易に『大丈夫ですよ。』と言ってしまう人がいないとも限りません。
パソコンに詳しい人と一緒に購入するか、自分でハードウェアの要件をしっかり調べてから購入しましょう。
理論武装でガチガチに固めてから店員さんと話をしてもいいですね。
よく分からないんであれば、余裕をもって2020年以降の発売されたものを購入すれば大丈夫です。何も知らずにギリギリを狙うのは博打を打つようなものでよくありません。
Windows 11 の対象外になってしまったPCは急激に価格が下がるのが予想されます。
Windows 10 は 2025年までサポートするので、あと4年使えればOKならいいですが、そうじゃないなら避けるべき。
対象ハードウェアが広がる期待はできない
Windows 11 のリリースが早かったので、対象ハードウェアが広がる可能性は無くなりました。
もし想定より遅れていたら、対象ハードウェアの広がりも期待できましたが、逆に早くなったことでハードウェアのテストを予定通りに打ち切ったとも取れるから。
リリースの発表と同時に、対象PCの要件をチェックするツール配信も再開されてます。ただ、Insider(試用版)限定で一般公開はまだ。
リリースまでには出るんじゃないかと言われてます。
Windows 11 の公式サイトではまだ準備中(2021年9月14日現在)。もうしばらく待ちましょう。
チェックツールが復活しています。自分のPCのことを分かってない人はインストールしてチェックしましょう。
また、各PCメーカーからも対象PCのリストが公開されています。気になる人はチェックしましょう。
ちなみに、ボクはDELL製を使っています。DELLのサイトはこちら。
各メーカーの情報をまとめた記事もあります。
無償アップグレードもリリース日と同日に配信開始。気長に待とう。
ここまでけっこうネガティブなことを言ってきましたが、ハードウェア要件を満たしたPCでは、リリース日と同時に無償アップグレードの配信が始まります。
ただ、世界中のPCに対して同時に開始されることはなく(ボリューム的に無理)、順次配信になります。
準備が出来次第、Windows Update に表示されるので、それまで待ちましょう。
Windowsのアップグレードではあるあるですが、何ヶ月経ってもアップグレードボタンが出ないこともあります。
そのときは Windows 11 用のアップグレードサイトが用意されるはずなので、それを使ってもいいです。もちろんですが、対象PCになっていることが前提です。