以前、Windows 10上で Oracle VM VirtualBox の仮想マシンが起動できなくなったという話をしたんですが、最新バージョンではそのバグが修正されました。
間違っても VirtualBox 6.1.28 を使ってはいけませんよ、という話です。
『WindowsでVirtualBoxはHyper-Vと共存できない』という情報が今だに多くありますが、現在はできます。
しかし、2021年11月にリリースされたバージョン6.1.28 は Call to NEMR0InitVMPart2 failed エラーのバグにより再び共存できなくなりました。
以前の投稿では、『次期バージョンが出るまで古いバージョンを使っとこう』と呼びかけたんですが、ありがたいことに、最新バージョン(2021年12月1日時点)の 6.1.30 で修正されてます。
Windows 10 で正常に仮想マシンが起動することを確認しました。
バージョン6.1.28以前を使っている人は、6.1.28 をすっ飛ばして 6.1.30 を使いましょう。
ちなみに、Windows 11 でも同様のエラーが発生したようです。同じように決して 6.1.28 を使わないようにしてください。
VirtualBox 公式サイトのフォーラムでも、修正してくれてありがとうという投稿がされてます。
VirtualBoxのマイナーバージョン番号では、奇数がテストビルドになるので6.1.29はありません。