結構な頻度で知らぬうちにインストールしてしまう、Avast Free Antivirus。速攻でアンインストールするのですが、なぜか残ってしまうプログラムが。
そいつの正体はoverseer.exe。最悪なのはアプリケーション一覧に出ない。それを消す方法です。
Avast Free Antivirusは、有名な無料で使えるアンチウイルスソフトです。
ただ、皆んな(であって欲しい)ほかのメジャーなアンチウイルスソフトを入れているので、はっきりいって不要です。
ただこのソフト、ほかのアプリに付属されていることがあり、そのアプリのインストールで『Avast Free Antivirusをインストールする』がデフォルトでチェックされていて、知らぬうちにインストールしてしまう迷惑なもの。
(個人の感想です。)
そこで、すぐさまアンインストールするのですが、残るプログラムが。しかもOSのスケジューラに登録される丁寧さも添えて。
(さらに迷惑。個人の感想です(2)。)
すごいところは、OSの『アプリケーションの削除』ではできない。そもそもプログラム一覧に表示されない。
(ここまで来ると悪質。個人の感想です(3)。)
ということで別の方法で削除します。
AVAST Software overseer.exeって何?
タスクスケジューラに登録され残ってしまうプログラムはAVAST Softwareのoverseer.exeです。
overseer.exeは、AVAST Softwareが共通して使う実行プログラムで、Antivirus以外でも使うから残るものらしい。
ほかにAVAST Softwareのアプリを使っている人はいいですが、そうでない人にとってはジャマ以外の何物でもない。
overseer.exeを削除する
overseer.exeを削除してもいいですが、それだとタスクスケジュラーで実行プログラムが無くてエラーが出てしまいます。
まずはじめに、タスクスケジューラで作業します。今回はWindows10。
デスクトップ左下の検索から『タスクスケジューラ』で検索してタスクスケジューラを起動します。
スケジューラライブラリにある『AVAST Software』に『Overseer』というスケジュールがあるはず。
このスケジュールを『右クリック』->『削除』で消します。
(AVAST Software丸ごといらなければライブラリのフォルダも消す。)
最後に、実行プログラムを消しましょう。
C:\Program Files\Common Files\AVAST Software\Overseer\overseer.exe
削除するさいに『管理者権限が必要です』と出ますが、そのまま続行すればOKです。
管理者権限がなければ管理者に問い合わせてください。
ボクの場合、知らぬうちにインストールしてるのはCCleaner。
PCのお掃除ソフトなのですが、これをインストール・アップデートするときに、AVAST Antivirusのインストールがデフォルトでチェックされてます。
毎度のことなので、次へボタンを連打してチェックを外すのを忘れるのが原因。
『ちゃんと見てやれよ!』と言われればそれまでですが、意外とこれをよくする。
CCleanerはAVAST社に買収されたのでご丁寧につけるらしい。一種の広告ですが、せめてデフォルトではチェックを外して欲しいと思うのはボクだけでしょうか?
この手法はAVASTに限らずよく使われます。
アプリを広めたいのは分かるのですが、さすがにインストールされたプログラムの一覧に出ないのは...。
何か悪意があるんじゃないの? と勘ぐってしまいます。