WordPressはバージョン5になってからGutenbergを編集画面のメインに使っているんですが、デフォルトのテーブルのカスタムがしずらくなりました。
でも、列をヘッダーに変えることはできます。今回はプラグインは使いません。標準機能だけで行います。
テーブルブロックで作れるヘッダーは行(横)だけ
WordPressはバージョン5からgutenbergを編集機能のメインにしてから、コンテンツはブロック単位で作るようになりました。
テーブルもブロックの一つです。ただ、標準機能では行(横)のヘッダーはメニューにありますが、列(縦)はありません。
ヘッダーセクションをONにして内容を記入するとこうなります。
ヘッダー 1 | ヘッダー2 |
---|---|
サンプル1 | サンプル2 |
サンプル3 | サンプル4 |
HTMLの編集でHTMLタグを変える
列のヘッダーはHTMLの編集でできます。まずは、編集画面の上部にあるエディターメニューでテーブルブロックをHTMLで編集できるように変えましょう。
メニューの『HTMLとして編集』を選べばOK。
<figure class="wp-block-table aligncenter">
<table>
<thead><tr><th>ヘッダー 1</th><th>ヘッダー2</th></tr></thead>
<tbody>
<tr><td>サンプル1</td><td>サンプル2</td></tr>
<tr><td>サンプル3</td><td>サンプル4</td></tr>
</tbody>
</table>
<figcaption>メニューで作るヘッダー</figcaption>
</figure>
1列目(サンプル1とサンプル3)の<td> を <th> に変更します。
<figure class="wp-block-table aligncenter">
<table>
<thead><tr><th>ヘッダー 1</th><th>ヘッダー2</th></tr></thead>
<tbody>
<tr><th>サンプル1</th><td>サンプル2</td></tr>
<tr><th>サンプル3</th><td>サンプル4</td></tr>
</tbody>
</table>
<figcaption>メニューで作るヘッダー</figcaption>
</figure>
HTMLのままだと見づらいので元に戻します。
元に戻すには、さっきと同じエディターメニュー(画面上部)を開いてください。『HTMLとして編集』が『ビジュアル編集』に変わってるので、それをクリックすれば終了。
結果はこうなります。
ヘッダー 1 | ヘッダー2 |
---|---|
サンプル1 | サンプル2 |
サンプル3 | サンプル4 |
テーブルブロックは、Gutenbergより前のWP4以前のテーブル編集よりできることが少ない。
以前は列のサイズをマウス操作でできたりもしたが、今はできなくなった。
実はテーブルブロックのHTML編集でもかなり制限があり、できるのはHTMLタグの変更くらい。
列ヘッダーも数少ないカスタム可能なもののひとつ。