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最短10分!KUSANAGI・WordPressでWebサイト構築

超高速仮想マシン KUSANAGI

IDCFクラウド上にKUSANAGI、WordPressを使ってWebサイトを構築しました。

Webサーバ、DBサーバ、SSL対応、WordPressのインストール作業をすべて終了するのに10分ぐらいです。

どんなに慎重に作業しても30分くらいでしょう。あまりに作業が順調に進んですぐに忘れそうなので備忘録で残します。

クラウドはIDCFクラウドを選択

2019年3月31日で個人での利用はできなくなりました。でも個人事業は使えるので税務署に開業届を出すだけでいいです。

開業届に手数料はいりません。

ほかのサーバーを探すなら

レンタルサーバではなく、クラウドを選んだ理由は、KUSANAGIの仮想イメージが用意されているので、インストールがスムーズだからです。

少しコストは高いですが、それは資源(CPU,メモリ)の独立性、バックアップ・復元の利便性のコストだと割り切りました。

クラウドの中でもIDCFクラウドを選んだ理由は、最小構成のコストが他と比べて安かったから。

仮想マシン
(light.S1)
スペック月額(円)
CPU1CPU × 0.8GHz200
RAM1GBCPUに含む
ディスク
ボリューム
基本15GB300
ネットワーク3TB/月まで無料

ディスクボリューム、ネットワークのトラフィックは上記を超えると従量制になります。

また2017年6月時点では、新規アカウントを作成した場合、無料クーポン3,000円分(税抜)をもらえるため、使い始めて4か月が経ちますが支払った料金は未だに0円です。

2018/6/8現在の新規アカウント登録の無料クーポンは、500円分です。

くわしくはICDFクラウド公式ページをご覧ください。

KUSANAGIとは何か?

KUSANAGIは、WordPress高速化チューニング済み仮想マシンです。

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チューニング済み仮想マシンってなんだ?

と思うかもしれませんが、KUSANAGIの実態は

  • WordPressを動かすのに必要なソフトウェアをまとめてインストールする。
  • そのソフトウェアの設定が、Wordpressを最速で動かすように最適化されている。
  • カスタマイズできるメンテナンスツールがある。

というものです。

KUSANAGIでインストールされるソフトウェアは

  • Webサーバ: httpd(apache), nginx
  • DBサーバ: mariaDB
  • PHP: PHP7, hhvm, php-fpm
  • SSL証明: Let’s Encrypt
  • WordPress
  • etc...

です。

IDCFクラウドでは無償の仮想マシンイメージが用意されています。

他のクラウドやVPSにもあります。興味のある方はググってみてください。ここでは割愛します。

わかりやすい説明はこちらをどうぞ。

ぼくは、IDCFクラウドの説明どおり作業してノーミスでインストールできました。

約10分ぐらいでソフトウェアのインストール、https化まで行い、サイトの初期表示まで一気に行ないます。

ほんとうは、環境の性能調査をきちんとしなければいけません。

でもサイトの立ち上げ時はアクセスも少ないですし、あまり参考にならないのでこれぐらいから始めてもよいと思います。

アクセスが多くなったときに考えてもいいかなと。優先順位が高いものがほかにもありますし。

ということでここから始めることにしました。

WordPress以外のConcrete5やDrupal8を選択することもできます。

KUSANAGI for IDCFの推奨メモリ

KUSANAGIの推奨メモリは4GB以上です。

IDCFの最小構成では、3か月後にWordPressの管理画面が重くなりました。

記事数が70を超えたあたりです。WordPressの投稿一覧、カテゴリ一覧など、大量のデータを表示するのが原因でしょう。

ということで、IDCFの構成を1つランクアップしました。

仮想マシン
(light.S2)
スペック月額(円)
CPU1CPU × 1.6GHz1,400
RAM2GBCPUに含む
ディスク
ボリューム
基本15GB300
ネットワーク3TB/月まで無料

スナップショットやアーカイブデータと呼ばれる、インスタンス全体のバックアップを作成するサービスもあります。それを週1のペースで作成して月額400円弱です。

合計で月額2,322円(税込み)

KUSANAGIの推奨メモリの半分ですが、今のところ問題なく動作しています。

KUSANAGIの最小メモリを使うのなら構成をさらに上げないといけません。

仮想マシン
(standard.S4)
スペック月額(円)
CPU1CPU × 2.4GHz5,300
RAM4GBCPUに含む
ディスク
ボリューム
基本15GB300
ネットワーク3TB/月まで無料

これぐらいのスペックなら月間PV数万~数十万のレベルなので、ここまで上げる前にサイトを成長させる方が先です。

最初から大きな集客を見込むときはstandard.S4が最低限の構成です。1日数百PVしかない場合はlight.s2で十分です。

1日2,000PV耐えられることは確認済み。

1日300~500PVでメモリの使用量はつねに90%ぐらいです。PVが増えてる時間帯(Max 240PV)でもメモリの使用量は横ばいなので、まだ耐えられるかなと思っています。

あくまでブログだけでの利益を考えていないレベル、ECサイトは扱う商品がニッチで1日10個売れれば大万歳なので許される範囲です。もしかしてこのレベルって低すぎる?

Webサイトだけで収益を上げるとなると月間数十万PVとか必要ですが、そこまで求める人は少数です。というかそこまでの規模のサイトは少数派です。全員が目指してできるものではありません。

SEO業者などがうたう数字が大きいので『そこまでないといけないのか?』と思いがちですが、そんなことはありません。

毎日300~500PV見られていて、そのうちどれだけ満足してもらえるかが大事だと思います。

WordPressの本

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たくさんあるなかで、WordPressの基本が学べる、目的別に学べる本を選びました。

  • WordPressの基本。
  • Webサイト作成から運用まで全体的に学ぶ。
  • かんたんなカスタマイズを学ぶ。
  • 何も分からないところから学ぶ。
  • WordPressからPHPプログラミングを学ぶ。

の5冊です。どうしてもネット上で調べて勉強するのが苦手という人におすすめです。

この内容をモノにすればほかの本は必要ありません。あとは自分の力で、書籍を使わずにインターネット上にある情報だけで学んでいけます。

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