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KUSANAGI, Premium EditionにアップグレードしてWEXALを使う

超高速仮想マシン KUSANAGI

KUSANAGIの最上級グレード、Premium Editionにアップグレードしました。

何を今さらな話ですが、Premiun Editionはてっきり有料だと思ってたので、1年弱放置していたから。

(無償ライセンスがあるのを知らなかったマヌケな話でもある。)

KUSANAGIのPremium Editionには、個人利用に関してはパーソナルライセンスというものがあり、無償ライセンスらしい。

『この1年弱、何してたんだ俺?』

Twitterのタイムラインを眺めると、

『Premium Edition 速えー』

『WEXAL最高!』

が流れていて、

『みんなカネもってんなー。』(棒読み)

と他人事のように遠くの方から眺めてた次第。なんてことない。パーソナルライセンスがあることを知らなった自分がアホなだけ。

じつは、わざわざ我がサイトのお問い合わせ機能経由でプライム・ストラテジー(KUSANAGIの開発会社)様から連絡をもらってたんだけど、勝手に迷惑な営業メールだと思ってスルーしてた。

(中身を確認するとパーソナルライセンスのことにも触れていた。)

言い訳なんだけど、サイト運営していると、こんなに営業メールって来るんだっていうのがあって、嫌気が差してメールを一切確認してない頃だった。

(今でも気持ちは回復していない。月イチで見るようにはなったが。)

1年以上も経ってるのでメールを返信するわけにも行かず...。〇〇様(メールを送信した担当者)にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

ということで、みんなが盛り上がってたころからかなり時間がたった今、最上級グレードに上げてWEXALを使います。

アップグレードできるか確認

まずは、レンタルサーバー・クラウドサーバーがKUSANAGIの上級アップグレードに対応しているか確認します。

プラットフォーム(自分が使っているレンタルサーバーやクラウドサーバー)のリストがあるので分かりやすいです。国内外のメジャーどころはできるようですが、できないものも結構ある。

もしかするとドキュメントの更新が遅れてるのかもしれないので、契約しているサーバーの会社に問い合わせてみましょう。ダメ元で。

やっぱりダメだったときは、あきらめるか、サーバー契約を変えるしかありません。

お金の面を考えると、ConohaかさくらのVPSかクラウドになっちゃいますが。

(ちょっと値段は上がるがIDCFクラウドくらいまでは許せるか?)

ライセンスの購入

今回購入するライセンスは、個人利用なら無償で使える、パーソナルライセンスです。

気をつけてほしいのは、『法人か個人かなんて分かんないんだから、いいっしょ?』という考えはしないこと。

パーソナルライセンスは無償ライセンスなので、購入ボタンを押しても決済画面は出ませんが、KUSANAGIアカウントをもっていない人は同時にアカウント作成も行います。

KUSANAGIアカウントは、住所・氏名・電話番号の入力も必須。

法人が黙って個人用ライセンスを使えなくはないですが、バレたときは裁判モノ。

しかも法人同士の戦いなので、こうむるお金は桁違い。法人は法人らしく振る舞いましょう。

個人用の無償ライセンスを使う法人はゴマンといる

『なんで、当たり前のことを言うの?』ですが、現実はそうじゃないからです。ちょっと脱線してそれなりの量の文章を書きます。

法人なのに個人を装って無償ライセンスを使う人は想像以上に多いです。これ世界共通。

IT(いまはICTか?)エンジニアで飯を食ってる人でも多い。ボクがこの業界に入ったときは、まだCD-ROM配布が残っていましたが、先輩は会社購入のCD-ROMを家に持ち帰ってインストールしていたほど。

当たり前だけど、これ泥棒。ウン万円もするものなので備品をくすねるのとはわけが違う。(それもダメだけど。)

横領になるのかな?

『自分はいいです。』と言い続けていたボクが奇人変人扱いされたこともあります。

『コストを掛けずにできるのにわざわざ金を使おうとするダメなやつ』の烙印を押されたことだってある。

(心の中では『だったらOSS使うか自分で作れよ!』と叫んで自分を慰めてた。)

『会社名をリークしたろか?』とも思いますが、悪いのは社員でむしろ会社は困ってたのでやめときます。

自分が本来得られるはずの報酬が減っていく原因を自分で作るってのが理解できないですが、フリーランスはとくに気をつけましょう。

フリーランスの異常な低報酬の慣習があるのはこういうところです。

(法人がそれを利用してる面もあるが。)

KUSANAGIのアップグレード

業界の不平不満はこのくらいにして話を戻します。

パーソナルライセンスを購入すると、入力したメアドにKUSANAGIアカウントページへアクセスできるようになります。

KUSANAGI Marketprice マイアカウント

すぐにはマイアカウントに反映されません。半日置いといたら反映されてました。

(じっさいの反映時間は不明。)

反映されるとサブスクリプションキーが発行されて表示されます。今度はこのキーを使います。自分のサーバーへrootユーザーでログインします。

契約しているサーバーによってはroot権限がないかもしれません。KUSANAGIのサイトに各サービスの設定方法へのリンクがあるのでそちらを参照してください。

あとはkusanagiコマンドを実行してキーを登録します。

kusanagi upgrade kusanagi --edition premium --use personal --key XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
アクティベーションを開始します。
対象エディション: Premium Edition
用途: personal
サブスクリプションキー: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
アップグレードに成功しました。

ちなみに、サブスクの種類(--useオプション)を間違えるとエラーになります。

kusanagi upgrade kusanagi --edition premium --use production --key XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
アクティベーションを開始します。
対象エディション: Premium Edition
用途: production
サブスクリプションキー: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
アクティベーションに失敗しました。サブスクリプションキーを確認して、再度実行してください。

キーを登録したらKUSANAGIのソフトウェアをPremium Editionにアップグレードします。

yum install kusanagi-prem

Premium Editionの肝はWEXAL® Page Speed Technologyです。

(ぱっと見だが、SSR(サーバーサイドレンダリング)だと思う。)

ここの設定ができてないと無償版と変わりません。

(本当は違うのかもしれないが。)

PSTコマンド(Page Speed Technologyの略)を使って初期設定を行います。

PSTコマンドはプロビジョニングのディレクトリ下でないと使えません。言い換えればプロビジョニングごとに設定できます。

まずはプロビジョニングのWEXALの初期設定完了まで一気に行います。

プロビジョニングへ移動
cd /home/kusanagi/kusanagi_html
作業前にソフトウェアのアップデートをしとく
yum update kusanagi-prem
WEXALの初期化実行
pst init
Error: AH00526: Syntax error on line 5 of /etc/httpd/conf.d/ssl.conf:
Cannot define multiple Listeners on the same IP:port

kill -KILL 1325
Target dir = /home/kusanagi/kusanagi_html/DocumentRoot
pst watch started.
pst runner is not required.
Info: open WEXAL manager form http://***.***.**.**:61000

apache httpdの設定でポートが重複しているらしい。(httpsの443)

ただnginxを使ってるので無視します。念の為、nginxのステータスをsystemctlコマンドで確認。

systemctl status nginx
ステータスのログの一部
-- Unit nginx.service has begun starting up.
2月 21 18:42:30 ku******** nginx[2649]: nginx: [warn] conflicting server name "default_server" on 0.0.0.0:80, ignored
2月 21 18:42:30 ku******** nginx[2649]: nginx: [warn] conflicting server name "default_server" on 0.0.0.0:443, ignored
2月 21 18:42:30 ku******** nginx[2649]: nginx: the configuration file /etc/nginx/nginx.conf syntax is ok
2月 21 18:42:30 ku******** nginx[2649]: nginx: [emerg] zero size shared memory zone "perserver"
2月 21 18:42:30 ku******** nginx[2649]: nginx: configuration file /etc/nginx/nginx.conf test failed
2月 21 18:42:30 ku******** polkitd[472]: Unregistered Authentication Agent for unix-process:2643:170578 (system bus name :1.
2月 21 18:42:30 ku******** systemd[1]: nginx.service: control process exited, code=exited status=1
2月 21 18:42:30 ku******** systemd[1]: Failed to start The NGINX HTTP and reverse proxy server.

なんと! nginxが起動できない!

こっちも設定ファイルでnginx.conf test failed が出てる。確認すると、自分でチューニングした設定がごっそり消えたよう。

よく見たら、nginx.conf.rpmsaveというバックアップファイルがあったので差分をとって確認したら、やっぱりオリジナル設定が消えていた。

そこで差分から自チューニング設定を追加。これで起動できました。

kusanagiを使ってて独自にチューニングする人は少ないでしょうが、無償版からアップグレードすると自分で書いたところは消えます。

(エディションが同じソフトウェア・アップデートは消えない。今のところ。確認は必要。)

ここは気をつけるところです。

話を戻して、pst initの最後に気になるメッセージが。

Info: open WEXAL manager form http://***.***.**.**:61000

どうやらWEXALには専用の管理画面があるらしい。その設定を行います。サーバーのポートを開けてください。

(執筆時点では61000)

契約しているサーバーの管理画面で行います。

次にWEXAL管理画面のユーザー名・パスワードを設定します。

pst passwd --user testpst --pass test-pass
Adding password for user testpst

最後に、WEXALを有効化して完了。

pst on

こうすると、WEXALがサイトにアクセスしてページを読み込み、レンダリングしてページキャッシュを作ります。

サイトの規模にもよりますが、最初はサーバー負荷が相当かかる。Webp画像ファイルをサラの状態から作ったりするので。

ページ表示にはこのキャッシュを使います。

とりあえずこれで作業終了。しばらくサーバー負荷の定期的な確認は必要でしょうね?

WEXALは細かい設定ができます。pstコマンドのサブコマンドを使います。

pstコマンド - WEXAL公式

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KUSANAGI, HTTPS化ソフトウェアのバグを教えてくれたプラグイン
KUSANAGI, WEXALを泣く泣く止めた話。推奨メモリ以下(2G)ではキツかったみたい。
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