アイコンフォントのFont Awesomeがはカウント作成が必要になりました。
バージョン管理を自動化するためです。
これはバージョン4系、5系の二つとも。アカウント作成でなにが変わったのか? アカウントは何を管理して何を設定できるのか? を説明します。
アカウントでなにを管理するのか?
いままでは、Font Awesomeの公式サイトにいけば、HTMLに貼りつけるコードが入手できました。
2019年7月7日現在、アカウントを作成しないと入手できません。
アカウントはコードを発行する『箱』を管理します。バージョン4と5で『箱』がちがいます。
4系 | Embed Code |
5系 | Kit |
Embed Code, Kitは設定ページがあり、バージョンを変更したり、Webフォント・SVGを切り替えます。
CDN配信ファイルの中身が設定内容から更新されます。
Embed Code, Kitが発行するコードはひとつです。配信ファイル名は変わりません。
いままで、バージョンやWebフォント ←→ SVGを変更すると、配信ファイルが変わるのでHTMLの修正が必要でした。
これを設定ページで自動的に変更するようにしたんですね?
Embed Code, Kitができること
共通 | バージョン変更。 5系はつねに最新版をつかう『Latest』がある。 |
4系 | 配信ファイルの選択。CSS or JavaScript。 Webフォントのみ。 Embed Codeの複数作成可。 |
5系 | 配信ファイルはJavaScriptのみ。 Free版 or Pro版の選択。 Webフォント or SVGの選択。 Kitのfree版はひとつだけ作成可。Pro版にすると複数作成可。 |
CSSファイルの配信は4系のみ。
2020年11月22日現在、バージョン5でもCSSファイルのCDN配信は行われている。
アカウントを作成するとコード取得可。
まとめ
アカウントを作ること、Kit, Embed Codeの箱で管理すること以外はこれまでと変わりません。
くわしくはこちらをみてください。