第53代 淳和天皇(じゅんな)は、民間人になりたいのに却下されて官僚を経験した珍しい人です。
官僚として優秀だったらしく、また相当期待されていたらしく、省の事務次官を歴任しました。
淳和天皇は歴代天皇でひとりだけ、本人の希望で死後に散骨されたこれまた珍しい天皇。
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官僚として優秀だったらしく、また相当期待されていたらしく、省の事務次官を歴任しました。
淳和天皇は歴代天皇でひとりだけ、本人の希望で死後に散骨されたこれまた珍しい天皇。
続きを読む第49代 光仁天皇(こうにん)は、王から飛び級で天皇になりました。王たちの殺し合いありのなか、必殺の酔拳で生き延びて天皇にまでなります。
元々、天皇になるはずはなく政治家をしていたほどで、60才を過ぎて即位した『天皇は長老でなければならない』の最後の人であり古代の最後の天皇です。
続きを読む第46代 孝謙天皇(こうけん)は、はじめて女性で皇太子になり、天皇になってから皇太子をクビにし、上皇になっても天皇をクビにするこわ~い女帝です。
天皇になれそうな王たちを拷問にかけて死なせたりもしました。
激しい権力闘争を勝ち抜いた女傑とも言えます。
続きを読む第45代 聖武天皇(しょうむ)は、仏教を愛し天平文化をつくった人ですが、政治には興味がありませんでした。
ちょうどこのころ、皇族の政治から藤原氏の政治への転換点で、あっち行ったりこっち行ったり、落ち着きません。
政権幹部が疫病でバタバタ死んで二人しか残らない事態も起きます。
続きを読む太政大臣(だじょうだいじん)は、明治の近代化の前までの、日本の役職の一番トップです。ほかの役職とは圧倒的な力の差があるほど、誰でもなれるものではありませんでした。
歴史も長く、古代の飛鳥時代に始まり日本の歴史の大部分でトップであり続けました。
そして、時代によってなれる人も変わっていきました。
続きを読む第45代 聖武天皇(しょうむ)は、東大寺の大仏などを建立した有名な天皇ですが、病弱で天皇の仕事は先代の元正上皇に丸投げでした。
仏教オタクといってもいいです。そのオタクぶりが、いまの日本の大切な遺産になっています。『オタクが世界を変える』の典型の人。
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