ツイート
シェア
LINEで送る
B! はてぶでブックマーク
Pocketでブックマーク
RSSフィード

WordPressのjQueryからmigrateを外す方法

wordpress image
イラストダウンロードサイト【イラストAC】
の画像をもとに加工しています。

jQuery-migrateはサイト表示スピードに影響するのが知られてますが、WordPressでは標準搭載されているので、それを外す方法を説明します。

かんたんです。15行程度追加するだけです。

jQuery-migrateは、jQueryのバージョンの差異を消してくれるjQueryプラグインです。

もし、使っているjQueryのバージョンより古いコーディングをしていたら、古いバージョンのコードを復元して下位互換を実現してくれます。

でも、サイト表示スピードが遅くなるので使わないに越したことはありません。

(古いバージョンのコーディングをやめればいい。)

WordPressでmigrateを外すのはかんたんです。まずコードから見てみましょう。

<?php

add_action( 'wp_enqueue_scripts', function() {
    if ( is_admin() ) {
        return; // 管理画面はjQueryを使うので消さない
    }

    if ( ! wp_script_is( 'jquery', 'registered' ) ) {
        return; // jqueryがない
    }

    // 現設定取得
    $scripts = wp_scripts();
    $registered = $scripts->registered ;
    $jquery = $registered['jquery'];

    // 現設定解除
    wp_deregister_script( 'jquery' );
    wp_deregister_script( 'jquery-migrate' );

    // jqueryの再登録
    $handle = $jquery['handle'];
    $src = $jquery['src'];
    $deps = ['jquery-core']; //migrate delete
    $ver = $jquery['ver'];
    wp_register_script( $handle, $src, $deps, $ver );

    // ほかのjsをエンキュー
} );

migrateをスクリプトのレジスタから外すだけです。jqueryハンドラは、jquery-core(jquery本体)とmigrateをワンセットにしたエイリアスなので、そこからmigrateの依存(deps)を外して再登録しました。

スクリプトの上書きはできないので解除 -> 再登録します。

以上です。かんたんすぎて枕のほうが長かったかも。

WordPressでは、jsファイルをHTMLの<style>に追加するのにwp_enqueue_script()を使いますが、jqueryはレジスタ登録しかしていません。

このへんの仕組みはここにまとめました。

前の投稿
WordPressがjQueryを挿入するしくみ。HTMLに直書きせずプログラミングしている。
WordPress, jQueryをCDNに変える。バージョンを変える。
次の投稿

WordPressの本

post-cta-image

たくさんあるなかで、WordPressの基本が学べる、目的別に学べる本を選びました。

  • WordPressの基本。
  • Webサイト作成から運用まで全体的に学ぶ。
  • かんたんなカスタマイズを学ぶ。
  • 何も分からないところから学ぶ。
  • WordPressからPHPプログラミングを学ぶ。

の5冊です。どうしてもネット上で調べて勉強するのが苦手という人におすすめです。

この内容をモノにすればほかの本は必要ありません。あとは自分の力で、書籍を使わずにインターネット上にある情報だけで学んでいけます。

コメントを残す

*