天皇がリーダーシップを取る政治には天皇親政(てんのうしんせい)と皇親政治(こうしんせいじ)があります。
二つのちがいは時代、システムもありますが、いちばん特長的なのは天皇を支えた人がちがう。
皇親政治のほうが天皇も含め皇族に政治力が求められていました。
続きを読む天皇がリーダーシップを取る政治には天皇親政(てんのうしんせい)と皇親政治(こうしんせいじ)があります。
二つのちがいは時代、システムもありますが、いちばん特長的なのは天皇を支えた人がちがう。
皇親政治のほうが天皇も含め皇族に政治力が求められていました。
続きを読む第59代 宇多天皇(うだ)は皇族から民間人(源氏)になり、そこから皇族に復帰して天皇になった人です。
(歴代天皇で唯一。)
菅原道真を抜擢した天皇として有名。
民間人を経験して新しい視点を持っていたらしく、平安時代で高評価を受けている改革を行います。
続きを読む第52代 嵯峨天皇(さが)は子どものころから評価が高く、じっさい平安時代の基礎を作ったと言われる優秀な天皇です。
兄・平城上皇が挙兵したところ、素早い判断で坂上田村麻呂にまかせて大戦にならないように鎮めました。
天井知らずの能力を持っているのに調子に乗らないところもGood。
続きを読む第49代 光仁天皇(こうにん)は、王から飛び級で天皇になりました。王たちの殺し合いありのなか、必殺の酔拳で生き延びて天皇にまでなります。
元々、天皇になるはずはなく政治家をしていたほどで、60才を過ぎて即位した『天皇は長老でなければならない』の最後の人であり古代の最後の天皇です。
続きを読む第48代 称徳天皇(しょうとく)は、孝謙天皇(こうけん)と同一人物の女帝です。
自分が指名した淳仁天皇をクビにして返り咲いて即位しました。歴代天皇で唯一、仏教徒の天皇です。
怪僧と言われた弓削道鏡(ゆげ の どうきょう)をひいきしたことでも有名。
続きを読むかつて天皇は、退位して上皇になると出家するのがあたり前でした。というかそれが常識。
歴代天皇でもそんな時代のほうが長いです。でも今は、天皇が仏教徒になるという感覚がありません。
神仏習合という言葉あるので知っている人もいるでしょうが、天皇までとは...。
どうしてこうなっちゃったのでしょうか?
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