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歴史について考える

日本の歴史を天皇を中心にして見ていきます。天皇を中心に見ていくと、

なぜ、院政というシステムができたのか?

なぜ、武士という階級が生まれたのか?

なぜ、明治維新という近代化が短期間でできたのか?

がひとつにつながって見えてきます。

保食神社ってなんだ? 数はダントツ1位かもしれないどこにでもある神社。

祠

保食神社は一般的に『ほしょくじんじゃ』と呼ばれますが、本当は『うけもちじんじゃ』。

規模が小さく祠のようなものもあり、おそらく数で言えば日本一の神社です。

田舎出身の人の地元の小さな神社が保食神社の可能性大です。

保食神は伊勢神宮の外宮のカミと同一視されることも多い。どこにでも外宮があるようなもの。

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左大臣、右大臣って何者? ついでに大納言・中納言・参議ってなんだ?

大極殿

左大臣・右大臣、大納言・中納言って何度も聞いたことあるんだけど、何なのか答えられない。

『いや、お前が勉強してなかっただけだろ?』と言われればそれまでですが、これ、今でいうと内閣の総理大臣・副総理、重要閣僚の面々です。

内大臣(内臣)についても触れます。大臣だけに上の人ですが閣僚とはちがう。

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内臣(うちつおみ)/ 内大臣ってなんだ? 大臣だけど大臣じゃない不思議な立場。

大極殿

今は大臣というと内閣の閣僚のことでたくさんいますが、明治維新より前までの律令制ではたった4人しかいませんでした。

そのひとりが内大臣。古代の飛鳥時代は内臣でした。

この内大臣、できたときから特殊です。最終的に大臣であって大臣じゃないようなものになりました。

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殿上人(てんじょうびと)ってどういう人? 天上人とはちがいます。

大極殿

平安時代から明治維新が起きて律令制が完全崩壊するまで、殿上人と呼ばれる人がいました。

なんとなく高級貴族なんだろうな、くらいには思うんですがよく分からない。

殿上人は雲上人とも呼ばれます。まさしく『雲の上の人』。

ちなみに同じ『てんじょうびと』と読む天上人とはちがいます。

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左弁・右弁・少納言(三局), 太政官の実働部隊の最強トリオ。

大極殿

太政官は律令制度の官僚組織の中心で、今でいう内閣府なんですが、その中にさらに中枢の中枢がありました。

左弁官・右弁官・少納言。それらには『局』が付けられ部局として存在していたので三局(さんきょく)といいます。

サッカーの4・3・3システムのMFだと思えばいい。サッカーに興味ない人にはチンプンカンプンですが。

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蔵人所(くろうどどころ), 天皇直属の情報秘匿機関。太政官の一角を崩すまでの存在になる。

大極殿

蔵人所は江戸時代以前の朝廷の役職でかなり重要なものだったんですが、設置されたのは平安時代に入ってからです。

しかも、緊急事態で。

天皇と上皇が大戦寸前まで行き、天皇が上皇に情報が漏れるのを阻止するために作りました。

緊急に作ったんですがそのまま常設になり強力な組織に変わります。

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