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正五位下

殿上人(てんじょうびと)ってどういう人? 天上人とはちがいます。

大極殿

平安時代から明治維新が起きて律令制が完全崩壊するまで、殿上人と呼ばれる人がいました。

なんとなく高級貴族なんだろうな、くらいには思うんですがよく分からない。

殿上人は雲上人とも呼ばれます。まさしく『雲の上の人』。

ちなみに同じ『てんじょうびと』と読む天上人とはちがいます。

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左弁・右弁・少納言(三局), 太政官の実働部隊の最強トリオ。

大極殿

太政官は律令制度の官僚組織の中心で、今でいう内閣府なんですが、その中にさらに中枢の中枢がありました。

左弁官・右弁官・少納言。それらには『局』が付けられ部局として存在していたので三局(さんきょく)といいます。

サッカーの4・3・3システムのMFだと思えばいい。サッカーに興味ない人にはチンプンカンプンですが。

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蔵人所(くろうどどころ), 天皇直属の情報秘匿機関。太政官の一角を崩すまでの存在になる。

大極殿

蔵人所は江戸時代以前の朝廷の役職でかなり重要なものだったんですが、設置されたのは平安時代に入ってからです。

しかも、緊急事態で。

天皇と上皇が大戦寸前まで行き、天皇が上皇に情報が漏れるのを阻止するために作りました。

緊急に作ったんですがそのまま常設になり強力な組織に変わります。

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