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皇室

第30代 敏達天皇。疫病でなにもできず。でも嫁は最強。そして妹。

emperor bidatu image

敏達天皇(びだつ)はあまり有名ではありません。天然痘が流行って何もできず、天皇自身が天然痘にかかって死んでしまったからです。

仏教をめぐって部下たちが激しく対立もしました。

ただ嫁は最強です。だってあの史上初の女帝・推古天皇ですから。敏達天皇と推古天皇は母ちがいですが実の兄妹です。

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第29代 欽明天皇。古墳時代で最大のターニングポイント。仏教が日本にやってきた!

欽明天皇 肖像画

欽明天皇(きんめい)は、先代・先々代とちがって、早いうちから皇位を受け継ぐことが決まっていた正統な後継者です。

また、古墳時代の最大のターニングポイントで、あまりにもあとの時代に影響を与えすぎていて一言でおさまりません。

まずひとつ挙げると仏教伝来。できるかぎりひとつひとつ見ていきます。

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第28代 宣化天皇。3代目マスオさんの奮闘記。蘇我氏の登場。

emperor senka image

福井のアラフォー・オッサンが、まわりの流れに乗っかってたら天皇になる。宣化天皇(せんか)はそんな人です。

天皇になるはずないところから父が天皇なり、同じく兄が天皇になり、どう考えてもありえないところで即位しました。ウソみたいなシンデレラストーリー。

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第27代 安閑天皇。2代目マスオさんの奮闘記。ヤマト王権の直轄領を地方に作る。

emperor ankan tomb image

福井の40すぎのオッサンが、父が天皇になったのにつられて皇太子になり、天皇にまでなったシンデレラ?ストーリー… その主人公が安閑天皇(あんかん)です。

安閑天皇はヤマト王権の直轄領を地方にはじめて作りました。歴史の教科書にも出てくる屯倉(みやけ)です。

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第26代 継体天皇。歴代の中で一番血統の遠い天皇。福井在住のお爺ちゃんが即位する。

emperor keitai image

継体天皇(けいたい)は、歴代天皇の中で一番血統が遠いところから即位した天皇です。即位したときは都にすら住んでいませんでした。

本人も福井にいたかったらしく、一度は断りしぶしぶ即位します。

継体天皇の系統がいまの今上天皇まで続いていますが、あまりに遠くから来たので王朝交替説もあります。

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第117代 後桜町天皇。最後の女帝、そして最後の院と呼ばれた上皇。

後桜町天皇 肖像画

後桜町天皇(ごさくらまち)は、明正天皇から119年ぶりに誕生した女帝です。いまのところ『最後の女帝』。

宮家から復帰させて即位させた光格天皇の教育係をするほどの人で、中継ぎ以上の働きをします。

そして、上皇を『』と呼ぶ、千年近くもつづいた習慣はこの人を最後にやめました。

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