ツイート
シェア
LINEで送る
B! はてぶでブックマーク
Pocketでブックマーク
RSSフィード

蔵人所(くろうどどころ), 天皇直属の情報秘匿機関。太政官の一角を崩すまでの存在になる。

大極殿

蔵人所は江戸時代以前の朝廷の役職でかなり重要なものだったんですが、設置されたのは平安時代に入ってからです。

しかも、緊急事態で。

天皇と上皇が大戦寸前まで行き、天皇が上皇に情報が漏れるのを阻止するために作りました。

緊急に作ったんですがそのまま常設になり強力な組織に変わります。

続きを読む

越前守、上野介、匠頭は名前じゃない。部長、社長と言ってるのと同じ。

小倉城

戦国武将や江戸時代の武士には、守(かみ)、介(すけ)、頭(かみ)、助(すけ)が名前についた人がいます。

小栗上野介や吉良上野介が有名ですが、この2人は名前がたまたま同じだったんじゃなく、あまり知られていない本名が別にあります。

そもそも上野介は名前じゃなく役職。『じゃあその役職ってなんなんだ?』というところを見ていきます。

続きを読む

国司ってだれが偉いの?昔は地域格差を法で決め1000年以上使われた。

日本地図

越前守、伊勢守、上野介...。戦国大名や江戸時代の武士たちが名乗ったこの名前は、本当は名前ではなく役職です。地方統治の長官・次官の名前。だからそれぞれの国名が入ります。

そして同じ長官でも、国によって朝廷の位階(等級)に差がありました。越前守と駿河守では越前のほうがワンランク上というように。

続きを読む