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藤原璋子

藤原氏ってなんだ? どうして日本の政治の中心にいつづけたのか?

藤原氏

藤原氏は古代の中臣氏から始まり、平安時代には日本の政治のトップに君臨して、明治の近代化になるまで日本の政治の中心にいました。

1000年以上もつねに政治の中心に居続けた氏族は他にいません。

天皇の子孫の源氏平氏、圧倒的な力を持っていた戦国武将たちでもできませんでした。

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第77代 後白河天皇。『能もなく芸もなし』から大変身! 武士と闘争した最初の天皇。

後白河天皇肖像画

後白河天皇(ごしらかわ)は、朝廷内での評価が最低でした。しかし、本人はどこ吹く風でどんどん大政治家へと成長します。

平清盛、源頼朝とわたり合い、武家を利用しながら、されながら、30年以上トップでありつづけました。

皇族同士、武士との権力闘争を生き抜き、歴代天皇の中でも激動の政治の中心にいた人です。

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第74代 鳥羽天皇。コンプレックスを院政にぶつけた男。メンタル的に一番きつかったかも?

鳥羽天皇肖像画

ミスター院政白河上皇の孫・鳥羽天皇(とば)は、上皇に対するコンプレックスから自分の息子を嫌い、排除して『天下分け目』の大乱をまねいた天皇です。

お祖父ちゃんには複雑な感情をもちながら、政治的には同じような強烈な院政をした人。

味方でいて欲しい人が信じれないところが、想像しただけでもゲロ吐きそう。

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第72代 白河天皇。院政の創始者。藤原一強時代を終わらせる。

白河天皇肖像画

白河天皇(しらかわ)は『ミスター院政』です。天皇を退いてから力を発揮し、60年近く君臨した化け物。

息子、孫、ひ孫を天皇に即位させ、その後見人になって政治の実権を握りました。これが院政の本格的なはじまりです。

また、武士が政治勢力になるきっかけになったという意味で、歴史的に大きなことをしました。

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