天皇の家系をたどってみる

これまで、天智天皇の怪しげな人物像ばかり言ってきましたが、重要なことをたくさんしています。

外交しかり。内政もしかり。

いちばんは近江令（おうみりょう）の制定・施行でしょう。近江令は日本最古の本格的な律令とも言われ、のちの律令国家建設のベースになりました。

天智天皇は（てんじ）は、あの中大兄皇子（なか の おおえ の みこ）です。

4代の天皇の皇太子なのに即位せず、先代の斉明天皇が亡くなったのに7年間も即位しませんでした。

中大兄は『天皇になりたくなったのでは？』とも言われ、超絶慎重な性格だったとも言われる。

孝徳天皇（こうとく）は、あの『大化の改新』をおこなった天皇です。日本で初めて元号を制定しました。『大化』。

でも、最後はみんなに嫌われて勝手に都を移されて、悲しみに暮れるなか孤独死します。

というか周りの人がヤバいと思うんですけど。

孝徳天皇は史上初の改元をした天皇でもあります。