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天台宗

最澄と空海。相性最悪の仏教2大スター。日本仏教の礎でも方向性がまるでちがう。

最澄と空海

最澄は比叡山延暦寺を建てた天台宗の祖で、空海は高野山金剛峯寺を建てた真言宗の祖です。

彼らは同じ時代に生き、今の日本仏教のほとんどはこの二人から始まってる、と言っても過言でないほど大きな影響を与えました。

置かれた立場も生き方も対象的な二人です。

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第70代 後冷泉天皇。終末思想に怯えて不安いっぱい。浄土信仰が生まれる。

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第70代 後冷泉天皇(ごれいぜい)は、先代で父・後朱雀天皇のころから関白だった藤原頼通(ふじわら よりみち)にぜんぶ任せて表には出ませんでした。

世の中は末法思想を信じてプチパニックを起こします。

このパニックを鎮めるために建てられたのが平等院で、仏教から浄土信仰が生まれました。

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第69代 後朱雀天皇。比叡山の抗争で京の街が荒れる。心を痛めて天然痘で死ぬ。

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第69代 後朱雀天皇(ごすざく)は、比叡山の抗争で京の都が火事に見舞われる災難に心を痛めた優しい天皇です。

不運なことに天然痘が流行り、天皇も天然痘で亡くなりました。

負けず嫌いで人に命令されるのを嫌い、法を守らない人には厳しい雷オヤジのような面もありました。

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第66代 一条天皇。宮廷文化の最高潮で豊富な人材が揃う。いよいよ藤原道長の登場。

一条天皇 肖像画

第66代 一条天皇(いちじょう)はほぼ無名ですが、その時代は平安のイメージが凝縮されています。

藤原道長の栄華、清少納言、紫式部、和泉式部の活躍、安倍晴明の活躍などなど。

登場人物のキャラが強すぎて一条天皇の存在感が薄いですが、平和で『これぞ平安』という時代でした。

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第50代 桓武天皇。平安時代をスタートさせた改革者。中国が好きすぎて出で立ちが中国風。

桓武天皇 肖像画

第50代 桓武天皇(かんむ)は、平安時代をはじめた天皇です。

政治改革、軍政改革、民の負担軽減など聖帝と言っていいほど仕事をしました。

中国が好きすぎてミーハーになるほどで、母は朝鮮国王の末裔とも言われます。中身も、見た目も、行動も、国際派の天皇。

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天皇は仏教徒になるのが当たり前だった。2つの宗教を融合させる不思議。

天皇と仏教

かつて天皇は、退位して上皇になると出家するのがあたり前でした。というかそれが常識。

歴代天皇でもそんな時代のほうが長いです。でも今は、天皇が仏教徒になるという感覚がありません。

神仏習合という言葉あるので知っている人もいるでしょうが、天皇までとは...。

どうしてこうなっちゃったのでしょうか?

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