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平安末期の歴史を考える。

平安末期は、日本で初めて武士が政治のトップに上り詰めた時代で、平清盛が初めて成し遂げました。

その後いろいろあって、源頼朝が鎌倉幕府を開いていくことになります。

しかしこの時代は、天皇・上皇中心の時代です。藤原氏に握られていた政治権力を取り戻そうと四苦八苦していました。

結局あーだこーだやってるうちに武士に取られましたが。

平治の乱。メインキャストは平清盛ではない。主役は天皇・上皇・貴族。

画 平治の乱

平治の乱(へいじのらん)は、平清盛が源頼朝を伊豆へ追い出し、義経を寺に入れ、源兄弟の父・義朝が殺されるところが有名です。

しかし、これはメインではありません。戦いのメインは後白河上皇二条天皇の対立で、内部の複雑な権力闘争です。

どさくさに紛れて力を発揮したのが平清盛で、いちばん得をしました。

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保元の乱。上皇 vs 天皇から始まる天下分け目の大戦争。武士が政治の世界に進出する。

画 保元の乱

保元の乱(ほうげんのらん)は、鳥羽上皇崇徳上皇の親子ゲンカからはじまり、それが後白河天皇 vs 崇徳上皇の兄弟ゲンカになって大爆発します。

この戦は、皇族・貴族・武士、政治にかかわるすべての勢力が参加しました。ここまで日本を二分した例はほかにありません。

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