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歴史について考える

日本の歴史を天皇を中心にして見ていきます。天皇を中心に見ていくと、

なぜ、院政というシステムができたのか?

なぜ、武士という階級が生まれたのか?

なぜ、明治維新という近代化が短期間でできたのか?

がひとつにつながって見えてきます。

藤原氏ってなんだ? どうして日本の政治の中心にいつづけたのか?

藤原氏

藤原氏は古代の中臣氏から始まり、平安時代には日本の政治のトップに君臨して、明治の近代化になるまで日本の政治の中心にいました。

1000年以上もつねに政治の中心に居続けた氏族は他にいません。

天皇の子孫の源氏平氏、圧倒的な力を持っていた戦国武将たちでもできませんでした。

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源氏ってなんだ?どこから来たの?なぜ武家政権のトップであり続けたの?

武士 画像

『源氏は有名な武士』。これで覚えると、源氏が何者なのか? どこから来たのか? まったく分かりません。

また、天皇の子孫だというのを知っていても、なんで武士として有名になったのか分かりません。

その答えは『平氏と同じ』。だけど規模はケタ違いにでかい。

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征夷大将軍だから権力をもてたわけじゃない。武士の本当の立場。

天下人

日本の歴史では、武士が国家を統治をした時代が長いので、武士は上級だと思われがちです。しかし本当は、武士も含めて軍人のランクはけっして高いものではありませんでした。

徳川の将軍だって上級だった理由は別のところにあります。

(鎌倉・室町の将軍はそこが足りなくて上手く行かなかった。)

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平安時代の武士の出世ルートはどうなってるの? まったくの無名は皆無。

武士

日本の歴史では武士の時代が長かったので、上級な人たちと思われがちですが、本当は軍人のランクはけっして高いものではありませんでした。

軍人には朝廷の役職がいっぱいあるんですが、武士が生まれた平安時代を見ると、どうやって彼らが立場を上げていったのかが分かります。

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越前守、上野介、匠頭は名前じゃない。部長、社長と言ってるのと同じ。

小倉城

戦国武将や江戸時代の武士には、守(かみ)、介(すけ)、頭(かみ)、助(すけ)が名前についた人がいます。

小栗上野介や吉良上野介が有名ですが、この2人は名前がたまたま同じだったんじゃなく、あまり知られていない本名が別にあります。

そもそも上野介は名前じゃなく役職。『じゃあその役職ってなんなんだ?』というところを見ていきます。

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国司ってだれが偉いの?昔は地域格差を法で決め1000年以上使われた。

日本地図

越前守、伊勢守、上野介...。戦国大名や江戸時代の武士たちが名乗ったこの名前は、本当は名前ではなく役職です。地方統治の長官・次官の名前。だからそれぞれの国名が入ります。

そして同じ長官でも、国によって朝廷の位階(等級)に差がありました。越前守と駿河守では越前のほうがワンランク上というように。

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