
ミスター院政 白河上皇の孫・鳥羽天皇(とば)は、上皇に対するコンプレックスから自分の息子を嫌い、排除して『天下分け目』の大乱をまねいた天皇です。
祖父には複雑な感情をもちながら、政治的には同じような強烈な院政を行った天皇です。
続きを読むミスター院政 白河上皇の孫・鳥羽天皇(とば)は、上皇に対するコンプレックスから自分の息子を嫌い、排除して『天下分け目』の大乱をまねいた天皇です。
祖父には複雑な感情をもちながら、政治的には同じような強烈な院政を行った天皇です。
続きを読む怪物政治家の白河天皇の息子・堀河天皇(ほりかわ)は、政治ではほとんど表舞台には立たず、学問と芸術にエネルギーを注いだ天皇です。
政治の実績もなく早くに亡くなり、また前後の天皇が強烈な個性をもっていたので存在感のない天皇になってしまいました。
続きを読む白河天皇(しらかわ)は『ミスター院政』です。天皇を退いてから力を発揮し、60年近く君臨した化け物。
息子、孫、ひ孫を天皇に即位させ、その後見人になって政治の実権を握りました。これが院政の本格的なはじまりです。
また、武士が政治勢力になるきっかけになったという意味で、歴史的に大きなことをしました。
続きを読む後三条天皇(ごさんじょう)はミスター院政・白河法皇の父で、藤原氏の横暴な政治を止めさせようとした人です。
実績の割に知られていない人で、もっと知ってほしい天皇のひとり。
後三条天皇の朝廷改革がなければ摂関政治が衰えず、院政もなく、武士の世もなかったかもしれません。
時代の大変革の土台を作った偉大な人です。
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