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藤原実頼

藤原氏ってなんだ? どうして日本の政治の中心にいつづけたのか?

藤原氏

藤原氏は古代の中臣氏から始まり、平安時代には日本の政治のトップに君臨して、明治の近代化になるまで日本の政治の中心にいました。

1000年以上もつねに政治の中心に居続けた氏族は他にいません。

天皇の子孫の源氏平氏、圧倒的な力を持っていた戦国武将たちでもできませんでした。

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第67代 三条天皇。藤原道長のイジメに心折れて退位。約束もかんたんに破られる。

三条天皇 肖像画

第67代 三条天皇(さんじょう)は、最大の実力者・藤原道長にイジメたおされて、心がポッキリ折れて退位します。

というか道長は中学生のいじめっ子みたいで幼稚すぎる。

そんな道長が三条天皇が退位の条件につけた取引を守るわけがありません。守るつもりがなかったのですぐに破りました。

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第64代 円融天皇。妻と息子に会わせてもらえず泣く泣く退位。イジメたのは犬猿の仲の藤原兼家。

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第64代 円融天皇(えんゆう)は、オラオラ藤原氏が絶頂期を迎えた最初の天皇です。

ライバル氏族がいなくなった藤原氏は内部の権力闘争が激しく、円融天皇の時代は藤原兼通・兼家の兄弟ゲンカに悩まされるだけで終わってしまいました。

円融天皇を退位させたのは犬猿の仲の藤原兼家。超絶な野心家です。

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第63代 冷泉天皇。リフティング大好き美少年。でも奇行が目立つ

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第63代 冷泉天皇(れいぜい)は美少年でしたが、奇行が目立った天皇だったと言われます。

が、本当なんだろうか? 今の時代だったら、何かでトップを取った人にも思える。

また冷泉天皇から、後見人の藤原氏が天皇に対して遠慮しなくなります。

(のちに藤原道長が栄華を極めるスタート地点。)

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第62代 村上天皇。律令政治の終わり。貴族の源氏の主流、村上源氏の祖先。

村上天皇 肖像画

第62代 村上天皇(むらかみ)は、先代で兄・朱雀天皇のときとちがって、平和で安定した時代の天皇です。

摂関政治はすでに始まっていましたが、関白太政大臣を置かず天皇親政を行いました。最後の律令政治です。

天暦の治として知られ平安時代の改革で最大級の評価を受けています。まさしく有終の美。

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第61代 朱雀天皇。菅原道真の呪いで踏んだり蹴ったりの幼帝。縁起が悪いからアンタッチャブル?

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第61代 朱雀天皇(すざく)は8才で即位した幼帝です。

菅原道真(すがわら の みちざね)の怨霊に悩まされるだけで終わったババを引いた天皇。

富士山の噴火、平将門・藤原純友の反乱など、この時代の悪いことはすべて道真の怨霊の仕業と思われていました。

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