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歴史について考える

日本の歴史を天皇を中心にして見ていきます。天皇を中心に見ていくと、

なぜ、院政というシステムができたのか?

なぜ、武士という階級が生まれたのか?

なぜ、明治維新という近代化が短期間でできたのか?

がひとつにつながって見えてきます。

第71代 後三条天皇。摂関政治を壊した先駆者。やった功績の大きさを知ってほしい。

後三条天皇肖像画

後三条天皇(ごさんじょう)はミスター院政白河法皇の父で、藤原氏の横暴な政治を止めさせようとした人です。

実績の割に知られていない人で、もっと知ってほしい天皇のひとり。

後三条天皇の朝廷改革がなければ摂関政治が衰えず、院政もなく、武士の世もなかったかもしれません。

時代の大変革の土台を作った偉大な人です。

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鎌倉時代は孫請け会社がトップリーダーだった!なんでそーなるの?

鎌倉大仏

鎌倉幕府の不思議なところは、天皇がお飾り、将軍ですらお飾りにして、その部下たちが実質的な政権をコントロールしたところです。本来なら政治権力を握るはずのない人たちが権力者でした。

発言力があるなら上の立場になってもいいはずなのに、それは下のままで。これが意味不明。

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100万石の石高(こくだか)の意味は?江戸時代の経済政策では時代遅れの原因に。

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石高は『こくだか』と読みます。100万石など、よく聞いているけれど説明しようとすると詳しくはわからないことに気づきます。

調べてみると、領地の広さ、資産の大きさとは言い切れないということを知ったし、江戸時代の経済政策にひとつの見方が見えてきました。

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姓、氏、名字、苗字の違いは何か?日本人は感覚で使い分けている。

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今は、(せい、かばね)、(し、うじ)、名字(みょうじ)、苗字(みょうじ)に違いはありません。使い分けする必要もありません。

ただ、これらは生まれた時代や由来がちがいます。最初はそれぞれの意味もちがいました。

それでは、どのようにして生まれたのか見ていきましょう。

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象徴天皇の背景にはイギリスがいる。GHQはちゃんと考えていた。

菊花紋章

2017年5月26日深夜放送の「朝まで生テレビ」で象徴天皇について気になる発言がありました。

象徴天皇の ”象徴” はGHQがイギリスの王室を参考にしたというのです。

そのイギリスも王室と近代の民主主義のバランスを考えていました。アメリカの思惑はどうあれ、日本にとってはベストの答えになってるかもしれない。

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宮家(みやけ)とは? 永世皇族とは何か? 伏見宮の広がり方が突出してすごい。

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宮家(みやけ)は不思議です。

70年前まで、天皇の家族にしては血縁が遠いし、親戚といっても娘の嫁ぎ先や嫁の実家として見たらの条件つきでした。

天皇との血縁関係が宮家より近い一般人もいたのに、それでも皇族として特別な存在であり続けました。

宮家はどういうものでしょうか?

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