後堀河天皇(ごほりかわ)は、鎌倉幕府がはじめて天皇の即位に口出した天皇です。
本当なら天皇になるはずはなかったので異例づくしでした。一番びっくりしたのは後堀河天皇の父でしょう。
息子が天皇になったことで、日の目を見ない人生に一発逆転が起きました。
続きを読む日本の歴史を時代ごとに見ていきます。なるべく時代ごとに切れてしまわないように、ひとつの流れに見えるようにしていこうと思います。
後堀河天皇(ごほりかわ)は、鎌倉幕府がはじめて天皇の即位に口出した天皇です。
本当なら天皇になるはずはなかったので異例づくしでした。一番びっくりしたのは後堀河天皇の父でしょう。
息子が天皇になったことで、日の目を見ない人生に一発逆転が起きました。
続きを読む仲恭天皇(ちゅうきょう)は、祖父と父が鎌倉幕府と戦争するために即位し、戦争が終わるとすぐに退位させられました。
はじめて鎌倉幕府に退位させられた天皇で、在位期間が2か月ちょっとの歴代天皇ワースト1位です。
即位の儀式すらしていないので『本当に天皇だったの?』と疑いたくなる人です。
続きを読む鎌倉時代は、本格的な武士の時代のはじまりです。その中心、鎌倉幕府の将軍は、ほとんどが武士ではありませんでした。
武士の棟梁が武士ではない不思議な時代です。そして鎌倉の将軍でまともな終わり方をした人はいません。
そんな鎌倉幕府の将軍を少しずつ見ていきます。
続きを読む院政は『いんせい』と読みます。
『院(上皇)の政治』という意味で、藤原氏一強の摂関政治から天皇中心の政治システムに戻す流れの中で生まれました。
(天皇では心細いので必然と上皇がリーダーになる。)
実は、院政がなければ武家社会も生まれませんでした。どのようなものでしょうか?
続きを読む摂関政治は『せっかんせいじ』と読みます。
平安時代に始まり、『摂政(せっしょう)と関白(かんぱく)が中心の政治』という意味。藤原氏が権力を独り占めした政治でもありました。
摂政は古代から元々あって長年使ってなかったのを復活させたもの。関白は平安時代に新しく作ったものです。
続きを読む順徳天皇(じゅんとく)は、部下の部下から島流しの刑を食らった数少ない珍しい天皇です。
父・後鳥羽上皇の政治闘争に巻き込まれて失脚したので、もっとも不幸な天皇と言えます。
京都では後鳥羽上皇がいたので、天皇の在位中から上皇になっても、自らの力で政治を仕切ることはありませんでした。
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