皇極天皇(こうぎょく)は、古代最大のアクシデントで自分から天皇を辞めてしまった人です。
自分から辞めたのは歴代天皇で初めてのことでした。これを譲位といいます。もちろん、天皇だった人が生きているのも初めて。
先代の舒明天皇の皇后で歴史の教科書に出てくる中大兄皇子の母。
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自分から辞めたのは歴代天皇で初めてのことでした。これを譲位といいます。もちろん、天皇だった人が生きているのも初めて。
先代の舒明天皇の皇后で歴史の教科書に出てくる中大兄皇子の母。
続きを読む舒明天皇(じょめい)は、朝鮮半島と戦争状態の時代の中、唯一ぜんぶの朝鮮半島の国と友好関係を作った天皇です。
嫁は歴代天皇の史上初3冠を達成した皇極(斉明)天皇。歴史の教科書に出てくる中大兄皇子の父です。
平和外交の温厚な政権で混乱もなく良くも悪くも目立たないため、妻や息子ほど有名ではありません。
続きを読む推古天皇(すいこ)は、天皇暗殺という大事件の混乱のなか即位した女帝です。聖徳太子を摂政にしたことでも有名ですね?
聖徳太子の陰で何もしていないように見えますが、ちょっとしたことで殺される世の中で、37年も君臨した女傑です。というか聖徳太子はいらないくらいの極太の人です。
続きを読む崇峻天皇(すしゅん)は、歴代天皇の中で二人しかいない暗殺された天皇のひとりで、歴史の事実として暗殺されたのは崇峻天皇だけです。
また、臣下に殺された唯一の天皇です。
蘇我馬子(そが の うまこ)の甥っ子になるんですが、その叔父さんに殺されました。
続きを読む用明天皇(ようめい)は知らない人が多いでしょう。在位期間が3年なのであたりまえです。
でも、こう言ったらグッと近くの存在になります。『聖徳太子の父』。
聖徳太子は仏教を大事にしたことで有名ですが、用明天皇は初めて仏教を宗教として取り入れた天皇です。その影響でしょう。
続きを読む摂政は『せっしょう』と読みます。
『天皇に代わって政を摂(と)る』で天皇の代理です。政(まつりごと)は政治の昔の言い方で、『摂る』は担うという意味。
摂政は時代によって意味・役割が少しずつ変わり、今でも制度として残っています。
昭和天皇が若かりし頃、摂政だったことはあまり知られていません。
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