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天皇の家系をたどってみる

天皇の家系図を少しづつたどっていきます。

歴代天皇は、いい意味でも悪い意味でも人間臭い人が多いです。日本人は歴史上の人物で戦国武将が好きですが、それにも負けないくらい色んな人がいます。

歴代天皇一覧から探すにはこちらをクリック

第77代 後白河天皇。平氏・源氏を手玉に取る曲者。稀代の大政治家。

後白河天皇肖像画

後白河天皇(ごしらかわ)は、平清盛、源頼朝のふたりを手玉に取った稀代の大政治家です。武家を利用しながら、利用されながら30年以上トップでありつづけました。

皇族同士、武士との権力闘争に明け暮れて、敵のいないことがありませんでした。歴代天皇の中でも激動の政治の中心にいた人です。

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第77代 後白河天皇。『能もなく芸もなし』から大変身! 武士と闘争した最初の天皇。

後白河天皇肖像画

後白河天皇(ごしらかわ)は、朝廷内での評価が最低でした。しかし、本人はどこ吹く風でどんどん大政治家へと成長します。

平清盛、源頼朝とわたり合い、武家を利用しながら、されながら、30年以上トップでありつづけました。

皇族同士、武士との権力闘争を生き抜き、歴代天皇の中でも激動の政治の中心にいた人です。

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第76代 近衛天皇。藤原氏の権力闘争に巻き込まれる。左大臣に呪い殺された?

japan's color image

政治の実権は父の鳥羽上皇にあったため、近衛天皇(このえ)はほぼ表舞台に出ませんでした。政治の中心は藤原氏の内紛がメインになっていきます。

近衛天皇は自分の妻でさえ内紛のネタにされました。

この時代の天皇は存在感のある人が多いのに、15年も在位期間のある近衛天皇はほとんど見えません。

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第75代 崇徳天皇。非業の死を遂げて大魔王になる。日本三大怨霊のひとり。

崇徳天皇肖像画

崇徳天皇(すとく)は、出生にただならぬスキャンダルがあり、生まれたときから父・鳥羽上皇に嫌われ、すべてを奪われる悲運の天皇です。

弟の後白河天皇と戦争をして負けて島流しされてしまい、最後は大魔王になって祟ります。

日本三大怨霊になっているところに、この人の人生が詰まってる。

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第74代 鳥羽天皇。コンプレックスを院政にぶつけた男。メンタル的に一番きつかったかも?

鳥羽天皇肖像画

ミスター院政白河上皇の孫・鳥羽天皇(とば)は、上皇に対するコンプレックスから自分の息子を嫌い、排除して『天下分け目』の大乱をまねいた天皇です。

お祖父ちゃんには複雑な感情をもちながら、政治的には同じような強烈な院政をした人。

味方でいて欲しい人が信じれないところが、想像しただけでもゲロ吐きそう。

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第73代 堀河天皇。院政の陰で自分の才能を磨く。妻はまるで親子の叔母。

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怪物政治家の白河天皇の息子・堀河天皇(ほりかわ)は、政治ではほとんど表舞台に立たず、学問と芸術にエネルギーを注いだ天皇です。

政治の実績もなく若くして亡くなり、また前後の天皇が強烈な個性をもっていたので存在感のない天皇になってしまいました。

それでも在位期間は22年と長い。(だけに存在感の薄さが目立つ。)

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