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関白

院政とは何だったのか?どうして『いんせい』というのか?なぜ上皇が出てきたのか?

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院政は『いんせい』と読みます。

(上皇)の治』という意味で、藤原氏一強の摂関政治から天皇中心の政治システムに戻す流れの中で生まれました。

(天皇では心細いので必然と上皇がリーダーになる。)

実は、院政がなければ武家社会も生まれませんでした。どのようなものでしょうか?

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関白(かんぱく)とは何か? どういう役割? いつできたのか?

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関白は『かんぱく』と読みます。

『天皇の政務にわって意見をす(申す)』の意味で、天皇を補佐する立場の人。

摂政(せっしょう)のように古代からあったものではなく、平安時代に作られた役職です。

天皇の首席補佐官と言ったほうが分かりやすかも? 天皇の一番そばにいる政治家でもいいかな?

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摂政(せっしょう)とは何か? なぜ偉いのか? 時代によって意味・役割が違う

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摂政は『せっしょう』と読みます。

『天皇に代わって(と)る』で天皇の代理です。政(まつりごと)は政治の昔の言い方で、『摂る』は担うという意味。

摂政は時代によって意味・役割が少しずつ変わり、今でも制度として残っています。

昭和天皇が若かりし頃、摂政だったことはあまり知られていません。

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第82代 後鳥羽天皇。部下の部下から島流しの刑を食らった天才

後鳥羽天皇の肖像画

文武両方に優れた才能を発揮した後鳥羽天皇(ごとば)。

しかし、鎌倉幕府の有力御家人に承久の乱で敗れ、島流しの刑を食らうという、歴代天皇の中でも例のない前代未聞の屈辱を味わいます。

この後も院政はつづきますが形式的で、積極的に政治を取り仕切る意味での院政は、後鳥羽上皇が最後です。

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第78代 二条天皇。狡猾な父に当たって砕ける。まっすぐで一本気な男。

二条天皇肖像画

二条天皇(にじょう)は、怪物・妖怪の後白河天皇の息子です。父とは真逆の性格で一本気のある男でした。

水と油のこの親子は、世間に知れ渡るほど仲が悪く、強大な父に真正面から立ち向かって見事な負けっぷりを見せてしまいます。

戦争に勝って権力闘争に負けた、なんとも言えない天皇。

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第76代 近衛天皇。藤原氏の権力闘争に巻き込まれる。左大臣に呪い殺された?

japan's color image

政治の実権は父の鳥羽上皇にあったため、近衛天皇(このえ)はほぼ表舞台に出ませんでした。政治の中心は藤原氏の内紛がメインになっていきます。

近衛天皇は自分の妻でさえ内紛のネタにされました。

この時代の天皇は存在感のある人が多いのに、15年も在位期間のある近衛天皇はほとんど見えません。

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